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ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

SHELLY 2

Category: 1/12 BMW R80G/S   Tagged: パリダカ  R80G/S  BMW  1/12  タミヤ  
黒バックで写真を撮ってみました。

BMW R80G/S 

全体を見るとこんな感じです。
展示台を作るのにあたって考えたのは、躍動感を強調したいなってコトでした。
なので、展示台は極力小さく、展示台からバイクが飛び出しているようなレイアウトにしました。

いつも使っている四角い台ではちょっとつまらないので、東急ハンズで買ってきた
木の枝を斜めにカットしたものを基礎とし、その上に地形を作ります。
スタイロフォームで大まかな地形を削り出し、木の枝に木工ボンドで接着して、その上から
「ふわらいとプライム」という粘土を盛り付けます。

BMW R80G/S 風紋 

砂漠の表面には竹べらで風紋を彫り込みます。
この時どうしても風紋の溝の両側に、めくれ上がった粘土の盛り上がりが出来てしまいますが、
指に水を付けて表面をなでてやると、きれいになじんでくれます。

で、一番悩んだのは砂煙をどう表現するかでした。
埃や煙をディオラマで表現するには、ふつう綿を使いますが、なんか綿以外で出来ないかと
いろいろ考えましたが、どうにも思いつきません。
そんなとき仕事で使いかけの「ふわらいとプライム」を使おうとしました。
水分が飛ばないようラップでくるんで袋に入れて保管していたのですが、かなり水分が飛んでいて
ちぎろうとしても粘りがなくペキッと割れてしまうような状態でした。
その割れた断面!
モコモコした感じやギザギザした感じがとてもいいじゃない!
これだよ、これ。これが欲しかったの!
これ砂煙になる!
一度にこんな形状には出来ないので、いくつかの塊にちぎってそれを組み合わせ
舞い上がる砂煙にみえるよう形を整えます。
塊どうしの接着は、くっつけたい部分に水を付けてこすり合わせてやると、粘土が溶け出し
くっついてくれます。

BMW R80G/S  

バイクの後輪は回転しないよう瞬間接着剤で固定して、タイヤとホイールに2ミリの銅線を
打ち込んで、展示台に固定しています。

BMW R80G/S フレーム 

かなり製作が進んだ段階で、フレームに1カ所パーティングラインの消し忘れを発見しました。
しもたあ!
今更削って塗って汚してなんて面倒なので、そのままです。
ま、言わにゃあ分るめえ。

BMW R80G/S ライダー 

ライダーのフィギュアですが、さすがにこのサイズになると塗りやすいですね。
顔の大部分はフェイスガードやゴーグルで隠れてしまうので、目さえしっかり描き込めれば
OKです。
西洋人っぽくするため、瞳はブルーグレーで塗り、瞳孔とアイキャッチまで描き込みました。

BMW R80G/S  

デカール作業になってトラブル発生!
30年以上前の古いキットなので、予想はしてましたが割れちゃうんですね、これが。
タンク後部の3色ストライプから始めたのですが、タンクの表面で位置を調整しているときに
デカールが3つに割れてしまいました。
どうにかつなぎ合わせてごまかしましたが、こんな調子ではマルボロのロゴなんか
絶対割れちゃうぞ。
ましてやライダースーツに貼るスポンサーロゴなんて粉々になっちゃうぞ。

こういうときにはマイクロスケール社のリキッドデカールフィルムの出番です。
おじさんは持ってなかったので、ネットで買おうと調べてみたら、地元岐阜市の模型店
ビッグマンにも在庫があり、早速買ってきて使いました。
いいですね、これ。
水に浸す前のデカールにひと塗りすれば、もとのデカールの上に薄いデカールの膜が形成され、
割れる心配なく安心して作業を進められます。
ただ、元のデカールよりやや硬めになるので、曲面に貼るにはマークソフターが要ります。
それでも軟化しない場合は、ドライヤーの温風を10秒ほど当ててやるとシナッと柔らかくなり
ディテールにもなじんでくれます。

BMW R80G/S ライダー 

デカールの印刷面ギリギリでカットして貼りますが、腕のマルボロのロゴは関節の曲げ具合に
合わせて一文字ずつカットして貼っています。

フィギュアの塗装ですが、基本の白、肩の赤、ポーチの青を塗り分けてデカールを貼ったら、
影色としてスモークグレーを体の下方向から吹いて、スーツのしわを強調します。
その上からクレオスのMr.ウェザリングカラーステインブラックを、薄く溶いて全体に塗り、
軽くティッシュで拭き取り凹部に残るようにします。
これで全体に薄汚れた感じになりました。
さらに、Mr.ウェザリングカラーサンディウォッシュを筆に取り、足回りを中心に
エアブラシのエアーを吹き付けて、泥が飛んだ様子を再現します。
仕上げにタミヤアクリルのデザートイエローを全体にうっすら吹いて、
埃をかぶったようにします。
バイク本体のウェザリングも、ほぼ同じことをやっています。

今回、何枚も写真を撮りましたが、お気に入りの4枚をご紹介して終わりにします。

BMW R80G/S 

BMW R80G/S 

BMW R80G/S 

BMW R80G/S 

それでは、また!
次は、M1070&M1000重装備運搬車に戻ろうかな。


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不定期連載ノスタルジックプラモデル 62

Category: ノスタルジックプラモデル   Tagged: タミヤ  ハノマーク兵員輸送車  
タミヤ 1/35 ドイツハノマーク兵員輸送車

ながらくブログを放置していたせいで、子供の頃のプラモデルの思い出話を語る
このノスタルジックプラモデルも2年以上書いていませんでした。
久しぶりに思い出話にお付き合いください。

1973年4月、ヒロナリ君も小学校を卒業し、晴れて池田中学校の1年生になりました。
当時の校則では男子は五分刈りの丸坊主で、ちょっと嫌でしたけどみんながそうなので仕方ありません。
都会の中学生がうらやましかったのですが、慣れればどうってことありません。
頭を洗ってもすぐ乾くので、かえって楽でよかったです。

入学してすぐの頃、タミヤハノマーク兵員輸送車を発売しました。
だいぶ以前からタミヤニュースで告知されていたので、発売を今か今かと待ち望んでいました。
ハノマークといえば4年生の頃にニットーのキットを作りましたが、
あのタミヤが出すと知り期待に胸が膨らみました。

images.jpg

タミヤキットの箱絵はどれも素晴らしいのですが、このキットはやや「?」となってしまいました。
迫力はあるのですが、ヒロナリ君が好きな大西将美氏の筆でないことは一目で見てとれました。
違和感を感じた一番の要因は、兵士が持っている武器が寸詰まりなんですね。
特にMP40とKar98Kがとても不恰好です。
全体のタッチも大西氏の作品のように思わず見とれるような魅力がありません。
申し訳ありませんが、この箱絵はちょっと残念だったと言わざるを得ませんでした。

しかしながら、キットの内容は素晴らしいものでした。
ジャーマングレイで成形されたパーツは繊細で、運転席や兵員用のシート、複合転輪など
細かく再現され、キャタピラが定番の焼き止めじゃなく、穴に突起をひっかける方式だったのが新鮮でした。

また、付属の5体の人形が素晴らしい!
どれも躍動感にあふれたポーズで、前線に到着したハノマークから飛び降り、
素早く展開するドイツ軍兵士達をとてもカッコよく再現してありました。
そしてビックリしたのが、人形が白で成形してあったことです。
それまでのタミヤの人形は、アメリカ兵はオリーブドラブ、ドイツ兵はフィールドグレイと、
軍服の色で成形してあったので、ヒロナリ君は肌色やブーツの色を塗るだけで、
軍服の塗装は省略していました。
そのため、このキットで初めて軍服も含め人形をすべて塗りました。

ところで、同じハノマークでも以前作ったニットーのキットとは細部の形が少し違うことに
ヒロナリ君は気がつきました。
ニットーのキットはキャタピラ部分のフェンダーが水平だったのに対し、
タミヤのは前方に向かって傾斜し、車体側面の工具箱の位置も後方に移動しています。
またニットーのは前面装甲板が折れ曲がって、棒状のバンパーがありますが、
タミヤの装甲板はまっすぐでバンパーはありません。
そのほか、ニットーのはボンネットサイドに開閉式の点検ハッチがありますが、
タミヤのは全体に大きな装甲板でおおわれています。
これはニットーはB型で、タミヤはC型をキット化したからなのですが、
当時のヒロナリ君はそんなことはわかりません。
ただ同じ車両でも少しずつ違う別タイプが存在するんだろうなと、何となく理解していました。
でも、そんなマニアックな事に目がいくとは、ヒロナリ君恐るべし!

ただ、このキットの足回りは実車と違って、模型的なアレンジがされていました。
これも当時はわからなかったのですが、トーションバーが省略されていて、
代わりに車体に組み込まれた回転式の車軸に転輪を接着するというものでした。
これが曲者でした。
説明書に車軸をスムーズに回転させるために、サラダ油を塗ってくださいと指示がありました。
サラダ油?
今なら、「何ソレ?」と思うでしょうが、タミヤ教の信者だったヒロナリ君は
何の疑問も抱かず台所からサラダ油を拝借してきました。
確かに滑りは良くなったように感じましたが、ベトベトして余分なところまでサラダ油がついてしまうし、
完成後、時間の経過とともにサラダ油は粘度を増し、車軸はよけいに回らなくなってしまいました。
タミヤさん、あの指示はダメですぜ。

完成させた半年後、タミヤニュース11月号の海外誌のページに「ミリタリーモデリング誌」の
ハノマークのキットレビューが載りました。
記事の中でウェザリングについてこう書いてありました。

「ただドロをはねるだけじゃつまらない。想像力をフルに使って考えると、ドロの下には、
 サビとか汚れ、アクスルのグリースがある。
 この色は思うにコッパー30%とメタリックグレイ70%が最も近い。
 裏側にはムラなく塗っておき、側面とフェンダーは上方へ行くにつれて徐々にかすらせていく。」

これまた今なら「何ソレ?!」ですね。
なるほど、色的にはわからないでもありませんが、実際にそんな金属色塗ってリアルになるかというと、
なるわきゃありません。
しかし、ヒロナリ君は何のためらいもなく実行しました。
結果はご想像通り。
「へー、本物はこんな色なのかあ。でもなんかちょっと違うような気がするんだけど・・・・・・・・
 でも、外国の専門家の人が言ってるんだしなあ・・・・・・・」
まるで学校の先生があからさまに間違ったことを言ってるのに、遠慮してそれを指摘できないような
もやもやした気分がずーっと続きましたとさ。


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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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