ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

M42ダスターを36年ぶりに作ってみると 5

Category: M42ダスター  
前回、超簡単な転輪のゴム塗りの方法を紹介しましたが、
その応用編、超簡単なタイヤのゴム塗りの方法を
紹介しましょう。

転輪のゴムは、ホイールより一段へこんでいるので、
テンプレートをあてがえますが、
ソフトスキンのタイヤは、ホイールより膨らんでいるので、
テンプレートを当てると隙間が出来て、
この方法が使えません。

そこで、まず先に、ホイールに車体色を吹いてしまいます。
次に、0.3ミリプラバンをホイールと同じ径に丸く切り出し、
マスキングシートとします。
そのままでは持ちにくいので、
中心に5センチほどのランナーを接着します。
ホイールにプラバンを当て、ランナーの先端を親指で押さえて、
ゴム色を、エアブラシで吹きます。

指は汚れますが、1個1個筆で塗り分ける手間と比べたら、
あきれるほどカンタンです。
車輪の多いトラックなんかには、ホントオススメですぜ。

さて、ダスターの塗装に戻ります。

画像 020
ドライバーズハッチ脇の吊り下げフックは、
エッチングパーツでは薄すぎるので、
真鍮線で作りました。
その脇のLIFT HEREのマーキングは、
アカデミーのM113の余ったデカールを使いました。
アカデミーのデカールは、ニスが薄く、
わざわざニスをカットしなくても、フラットクリアを吹けば、
ほとんど分からなくなるので、お気に入りです。

画像 018
ちなみに、前面のスターマークもM113のものです。

画像 017
工具類は、ODで塗られていたものが、
ペンキがはげて地肌が出た状態としました。

画像 021
フットマンループの根元に、爪楊枝で瞬間接着剤を
ちょんちょんと盛り、溶接跡としました。
ボケボケのM60機銃は、ドラゴン製です。
次回は、ウェザリング!



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M42ダスターを36年ぶりに作ってみると 4

Category: M42ダスター  
塗装に入りましょう。
基本色を塗る前に、まず転輪のゴムを塗ります。

戦車模型の塗装で何が面倒って、
おじさんは、転輪のゴム塗りが1番面倒です。
ドイツ戦車の複合転輪など、考えただけでうんざりです。

そこで、以前模型雑誌で紹介されてた方法で塗ってます。
まず、転輪をランナーなどに挿して持ち手とし、
ゴム色を、全体にエアブラシで吹きます。
色は、ジャーマングレイに少しレッドブラウンを混ぜています。
次に、製図用具の円を描くテンプレートをゴム部にあてがい、
手に持ったままホイール部に車体色を吹きます。
テンプレートの穴の径は、0.5ミリ刻みなので
たいていの転輪に合いますし、
ぴったり合わず塗料が少々はみ出ても、
ウェザリングをすれば、わからなくなります。

画像 031
車体色を吹くとき、奥まった部分のゴム色を残すように吹くと、
自然に立体感が強調されます。

同じように、機関砲や車体も、奥まった部分にゴム色を
吹いて影色とし、そこを残すように車体色を吹きます。
写真では、あまり出てませんが。(笑)

画像 023

画像 029

次に、凸部やエッジを中心に、
明度を上げた車体色を吹きます。
今回、明度を上げるのにホワイトを使わず、
バフを使ってみたら、いい感じになりました。

画像 010

画像 014

基本塗装を終え、デカールを貼った状態です。
続きは、また今度。


M42ダスターを36年ぶりに作ってみると 3

Category: M42ダスター  
40ミリ対空機関砲のディテールアップです。

画像 062
何しろ1970年製のキットなので、
パーツがゴツイのは仕方ありません。
どうせ資料も無いので、作り込みなど考えず、とりあえず
エデュアルドのエッチングパーツを取り付けていきます。

余談やがの、6年生のとき、タミヤニュースのこれだけは作ろうで
2号戦車をヴェスペに改造する記事があっての、
小学生だったおじさん、果敢に挑戦しましたがな。
そのとき、砲架は、M42ダスターから流用するよう
指示があっての。
(知らない人のために。砲架とは、上の写真でいうと、
砲本体を、左右から挟んで支えている足の部分。)
しかし、時代も国も違う、まったく別の車両のパーツを
そのまま使えというんやで、今思えば
おおらかな時代やったの。
え?改造はどうなったかって?
ちゃんと完成しましたがな。
完成させただけでも、当時の自分をほめてやりたいのう。

画像 061
エデュアルドのエッチングパーツを買ったのは、
この照準リングを付けたかったからなんだな。
砲塔周りのフックの自作とあいまって、精密感が
グッとアップしてかっこいいぞ。
(自分で言うか。)


M42ダスターを36年ぶりに作ってみると 2

Category: M42ダスター  
おおっ!おじさんにしては速いペースで更新!

さて、ディテールアップの続き、続き。

画像 053
と、張り切ったわりには、写真がぼけとるの。(失笑)

マフラーは、フェンダーごと切り落とし、プラバンで新造し、
M41のマフラーと後部フェンダーを接着します。
その上に0.3ミリプラバンとエッチングパーツで枠をこしらえ、
さらにその上に、エッチングパーツの工具ラックを取り付けます。
工具と補助マフラーは、M41から、
ホースは、ウェーブのスプリングに真鍮線を通しました。

エアフィルターの基部は、本当はもっと複雑な形らしいのですが、
詳しいことが分からないので、あえて深くは追求せず、
見て見なかったフリを決め込みます。
これぞ、大人モデリング!

画像 054
フェンダーのふちの折り返しが甘いので、削り落とし、
0.3ミリプラバンの細切りを貼ります。
輝く真鍮線の束は、クリーニングロッドかと思ったのですが、
元自衛官モデラーの方によると、これは、
よくドイツの自走砲が装備してる、目標までの距離を測定する
赤白に塗られた棒だそうです。
ただし、代わりにクリーニングロッドを
入れていたこともあるそうです。

画像 056

砲塔は、まずパーツ取り付け用の切り欠きを
プラバンでふさぎます。

そして、今回一番手間どったのが、フックの穴です。
砲塔全周にわたってビッシリ生えているフック
(正式には、フットマンループというそうな)
の数は、全部で52個!
ネットで調べたら、幸いにも(というか不幸にもというか)
その正確な数と位置が分かる
写真が手に入ってしまったので、
やらないわけにはいきませぬ。
0.3ミリ真鍮線を曲げて作るのですが、
接着強度を出すためには、砲塔に穴を開けて
一つ一つ植え込むしかありません。
だから、あける穴の数は、倍の104個!

画像 057
104個の穴を開けるより大変なのが、
その正確な位置をパーツに書き込むことです。
何度も写真とにらめっこをしながら、
薄いプラバンを定規にして、シャープペンシルと
ディバイダで正確な位置を印していきます。

位置が決まったら、ピンバイスで、ゆがまないように、
パーツを突き抜けないように穴を開けていきます。
一直線に並ぶところは、一直線になっていないと
やらないほうがマシなので、穴あけは、
慎重にやらなければなりません。

文字にすると簡単だけど
全部あけ終わるのに1週間ほどかかりました。
ああ、2度とやりたくない。




M42ダスターを36年ぶりに作ってみると 1

Category: M42ダスター  
久しぶりやの。
本当は更新したくてたまらなかったんじゃが、
どうにも模型を作ってる時間が無いんだわ。
所属している仕事のほうの団体で、ちょっとした
発表をすることになり、毎晩原稿作りに追われておっての。

仕方ないので、以前作ったM42を紹介します。
ドイツの駅もちゃんと作るので、
しばらくは、これでこらえてつかあさい。

1970年、大阪万博の年、おじさんは小学4年生でした。
小学校の前の河村模型店で買ったM42を、
その日のうちに一気に完成させ、
電池を入れてジージーと走らせました。
3人の戦車兵を乗せたM42は、ピンと張った
キャタピラが外れることもなく、布団の山を乗り越え、
その雄姿にうっとりしたものです。

何年か前に、エッチングパーツの暴れ買いをしたことがあり、
その中にM42用も入っておりました。
これを使って、今の技術で36年ぶりに
M42を作ったらどうなるかというコンセプトで、
製作を始めました。
(コトバにすると、何やら大げさやの。)

画像 049
転輪やキャタピラをAFVクラブのM41から
流用しようと考えましたが、いっそのこと
車体下部をまるまるM41にすげ替えることにしました。
仮組みしてみると、幅はピッタリ合いますが、
長さが少し違うので、前部に1ミリプラバンをかまし
強引に接着します。
車体側面の弾薬箱(工具箱か?)を、
プラバンに張り替えます。
ベルトとフックを作り直すためですが、
モールドを削るより、張り替えたほうがてっとり早いからです。

画像 050
ライトガード取り付け穴と、前部ハッチ下のヒケを
パテで埋めます。
ライト類の小物は、出来のいいM41から持ってきて、
ハッチのスプリングは、ニクロム線を巻いたものです。

画像 055

一体成型のドライバーズハッチは、削り落とし、
プラバンで作り直し。
ヒンジ部分は板オモリとウェーブのスプリングです。
ジェリカンを止めているベルトは、マスキングテープです。
後は、指示通りにエッチングパーツを取り付けていくのですが、
製作中、うっかり2回もライトガードを、
指でつぶしてしまいました。
そのときの情けなさといったら!

とりあえず今日は、ここまで。
ああ、今日は発表の原稿
ぜんぜん出来なんだ!
どうしてくれるんや。
(どうもせんけど。)



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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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