ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

ミラー大尉に敬礼! 4

Category: ミラー大尉  
さて、このキット最大の難点、プロポーションの修正です。

1、頭が大きすぎる。
2、腕が太くて短い。
3、足が短い。
と、以上3点ですが、1と2は修正が困難
(というよりおじさんの腕では不可能)なので、
足を延長することにします。

まず、足とブーツの接合面に穴を開け、
2ミリの銅線でつなぎます。

画像 076
目で見た感じでバランスのいい長さに調整します。
結果的に1センチ少々伸ばすことにしました。

画像 082
銅線に、タミヤのエポキシパテを適量盛り付けます。

画像 083
ブーツを差し込んで、

画像 084
以前100円ショップで買ったヘラで、シワを付けていきます。
本物のシワの形がどうなっているかというより、
元のキットのシワと、違和感なくつなげることを
意識して造形しました。

画像
実を言うと、こんな作業初めてなので、うまく出来るかどうか
おじさん、すっげー不安やったんやわ。
でも、ヘラの扱いにも慣れて、どうにかそれらしゅう出来たわ。
ま、80点はやってええでしょ。

画像 056
修正前。

画像 116
修正後。足を伸ばしただけで、グッと人間らしくなって、
頭や手が大きすぎるのも、あまり気にならなくなりました。
かっこいいですぜ、ミラー大尉!

プライベート・ライアン余談3
この映画に出ていた俳優さんは、トム・ハンクスと
マット・デイモン以外、おじさんは誰も知りませんでした。
以前、テレビでツイスターを観ていたら、
竜巻追跡チームの中に、どこかで見たような顔がありました。
なかなか思い出せなかったのですが、ハッと思い出しました。
アパム伍長ことジェレミー・デイビスじゃありませんか!
映画を見ていて、ふと、あまり有名でない(失礼)俳優さんを
見分けた時って、なんだかうれしくないですか?
そっかー、アパム君は出征する前は、こんな仕事をしてたんだ、
がんばってたんだねと、うれしくなりました。


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ミラー大尉に敬礼! 3

Category: ミラー大尉  
びっくりしたあ。
このブログの本日の訪問者は、16名。
1日にこんなに多くの方に来ていただいたのは、
初めてで光栄です。
そりゃ、人気のブログなら、1日に何十、何百と
訪問があるでしょうが、おじさんにはこれでも大人数です。
訪れていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。

それでは、ミラー大尉の続きです。

まずは、M1ヘルメットをちょっといじってみましょう。

画像 061

ヘルメットの湯口は、頭頂部にトサカのようについておりまして、
きれいに切り取り整形すると、その部分だけ
反射防止のザラザラのモールドが無くなります。

画像 072
この無くなったザラザラを再現するため、
表面全体にシンナーで溶いたタミヤパテを塗ります。

画像 073
生乾きの状態のときに、歯ブラシで軽くたたいて
ザラザラのテクスチャーをつけます。

画像 078
ほーら、かっこよくなった。

ちなみに、おじさんどうしても、タミヤパテを最後まで使い切れんでの。
いっつも、2割も使わんうちに、溶剤分がとんで硬くなってしもうての。
今回もいざ使おうとしたら、かなり硬くなっていて
チューブから出すのに往生こいたわ。(←難儀したという意味)

裏側を見ると、後部のチンストラップがヘルメット内部から
伸びているようにモールドされているけど、
これは、明らかな間違い。

画像 064
前部のチンストラップは内側から伸びていて正解ですが、
後部のは、外帽に溶接された金具に縫い付けられているので、
内側から伸びているモールドは、削り取ります。

画像 070
こういう作業には、ルーターがあると本当に便利です。

プライベート・ライアン余談その2
DVDで、上陸シーンをコマ送りで見ていて気付いたこと。
海中に泡の筋を引いて撃ち込まれる敵の銃弾。
よく見ると、本当に銃弾のシルエットが確認できます。

また、爆発で吹き飛ばされた兵士が、地上に落下すると
片足が無くなってるカットがありますが、
これも良く見ると、無くなっているだけではなくて、
切断面からドクドクと出血しています。
本編ではほんの一瞬で、ほとんど見逃してしまうのですが、
ここまでリアルさにこだわっているんですね。
驚きました。


ミラー大尉に敬礼! 2

Category: ミラー大尉  
それでは、製作に入ります。

レジンキットの製作セオリーでは、
まずは、離型剤を落とすためのパーツ洗浄からですが、
おじさんは、いきなり湯口の切り取りから始めます。
湯口をニッパーで大まかに切り取り、
残った部分や、パーティングラインをルーターで丁寧に削り、
ヤスリとペーパーで仕上げます。

この時点で、パーツにレジンの削りかすが付着するので、
ここでパーツを洗うと、離型剤と削りかすが一緒に落とせて
合理的です。

とりあえず、両面テープで仮組みをしてみます。

画像 058
やっぱり、プロポーションが変ですね。
胴体に比べ、頭が大きくて、腕が太短く、足も短いです。
そのため、サンダーバードの人形みたいになっています。
(あそこまで極端では、ありませんが)

だからといって、頭と腕を自作するような技術はおじさんには
無いので、足を延長することで、対処しようかと思っております。
ま、今日はここまで。

プライベート・ライアン余談その1
先日、ケーブルテレビで、ETをやっておりました。
その中に、プライベート・ライアンの一場面に
そっくりなカットがありました。

冒頭、森の中、ET(らしきもの)を追いかける謎の一団。
(実はNASAのスタッフ)
男たちの靴が水溜りの中を次々に駆け抜けていく。

このカット、ミラー大尉の分隊が最初の町に入る前、雨が降り出し、
水溜りのアップを、兵士たちのブーツがハネを上げながら
駆け抜けていくカットにそっくりでした。
それがどうしたと言われると、困るんですが、
小さな発見をして、なんだかうれしかったので、報告しときます。


ミラー大尉に敬礼! 1

Category: ミラー大尉  
M42ダスターが終ったので、早速ドイツの駅に
戻らねばならないのですが、
ここでもうひとつ、別のネタを、はさませて貰います。

所属している池田迷作会の来年の展示会のテーマは、フィギュア。
来年の事とはいえ、今から作っておかんと、おじさんのことやで
間に合わんといかんと思うての。
ドイツの駅は、もうちいと待ってつかあさい。
(待っとる人がおればやけど)

で、ストックの中から選んだのは、ジャガーモデルの
1/9Capt.U.S.Rangersです。

画像 049
このキット、商品名には謳っては無いけど、あきらかに
映画「プライベートライアン」のトムハンクス演じる
ミラー大尉がモデルです。

「プライベートライアン」は、全ての映画の中で
僕の1番好きな映画です。
映画館で、予告ポスターを見た瞬間から期待が高まりました。
久々の第2次大戦モノ、主演は大好きなトムハンクス、
しかも監督がスピルバーグ!
これが、期待せずにおられましょうか!

映画館で観た時の衝撃は、忘れられません。
少しふらつきながら出て来たことを、憶えています。
ストーリーには、感動して泣きました。
でも、それより僕を打ちのめしたのは、戦闘の恐怖です。
「プライベートライアン」以前の戦争映画では、戦闘シーンは、
楽しむものでした。
ここでは、楽しむなどという感情は、吹っ飛ばされました。
ただただ恐怖。
もういい、止めてくれと何度も思いました。
戦闘を徹底的にリアルに描けば、
それだけで、最も雄弁な反戦映画になるのだと知りました。

画像 051

もういいと思いながら、また映画館に行きました。
普段は買わないのですが、パンフレットも買いました。
原作も読みました。
(僕は、観てから読む派です。)
ビデオも買いました。
DVDも買いました。
写真集も買いました。

画像 053
こんなに入れ込んだ映画は、他にはありません。
「プライベートライアン」は、戦争映画の歴史に、
まったく新しい次元を切り開いたと、僕は思っています。

さて、このキット、パーツはこんな状態です。

画像 047
数年前、秋葉原のイエローサブマリンで見かけて、
思わず買ってしまったのですが、
とにかく、ディテールがすごい!
服の縫い目など、恐ろしく細かなところまで再現してあり、
舌を巻きます。
反面、プロポーションが今ひとつで、
ややちんちくりんな印象があります。

さあこれから、おじさん、このキットで、
ミラー大尉の雄姿を再現していきます。







M42ダスターを36年ぶりに作ってみたら、キヤコンで銀賞をいただきました 7

Category: M42ダスター  
おじさんがキヤコンに初参加したのは、2006年でした。
そのときは、フィギュアだけのビネットで、銅賞をもらっての。
初参加で賞をもらって、うれしゅうて、うれしゅうて。

翌2007年、このM42で参加したら、
なんと、今度は銀賞をもらってしもうた!
それなりに自信はあったものの、他の人の作品を見ると、
どれも自分の作品よりずっと素晴らしく見えるもんでの。
名前を呼ばれたときは、信じられんかったなあ。

画像 118
一緒に写っとるのは、もらった銀メダル。
前の年までは、賞品は喜屋ホビーさん提供のプラモデルだけ
やったんやけど、この年から記念のメダルがもらえるように
なったんやわ。

おじさんは石材会社をやっとるので、
飾り台は、大理石で作ってみました。
地面は、紙粘土をのばして、前回紹介した赤土をまきました。
タイトルは、ワードで作ったものを写真用紙に印刷して
切り抜いて、そのまま貼りました。

で、BR52のように、また外で撮影してみました。

画像 071

画像 075
やっぱ、自然光で撮るとええね。

画像 073

画像 081

画像 084
砲塔のアップ。
バックが空だけやと、結構本物っぽく見えへん?

画像 111
足回り。
転輪の土汚れ、これがアグアリングの効果です。

画像 109

画像 106
アグアリングの土汚れは、
パステルの汚れとはまた違った表情がでると思うんやけど。

画像 110

画像 114
といったところで、M42ダスター編は、おしまい。
お付き合い、ありがとうございました。




M42ダスターを36年ぶりに作ってみると 6

Category: M42ダスター  
戦車のウェザリングで、凹部にスミ入れ、
凸部にハイライトを入れる、一昔前主流だった方法は、
当時からおじさん疑問を感じておっての。
精密感があって、きれいな仕上がりなんやけど、
なんやら置物みたいで、本物をそのまま縮小したような
リアルさは感じられんでの。

本物のブルドーザーなんかの汚れ方を見ると
かぶったホコリが雨に流され凹部に白っぽくたまり、
凸部ほどペンキがはげ、錆びてこげ茶っぽくなってて、
その頃のウェザリングのセオリーとは、逆なんだわ。

で、おじさんのウェザリングの第一段階は、
ホコリ&泥汚れです。
使うのは、本物の土!
場所がヨーロッパなら、田んぼの土、
今回のようにヴェトナムなら赤土を使うとります。

おじさん、小さな石材会社の社長なんやけど、
以前仕入れた原石にこびりついとった赤土が、
ええ感じやったんで、保存しといたんやわ。

画像 117
これを水で溶いて、上澄みを使い古しの筆で、
車体にまんべんなく塗ります。
足回りには、ドロドロの土を塗りたくります。
乾くと、自然に隅のほうにホコリがたまった感じになります。

画像 56
ホコリのたまり具合がオーバースケールに感じられたら、
綿棒で払います。
土は予想外に定着性が良く、濡らした綿棒で拭いても、
完全に拭き取ることは出来ません。
おそらく、つや消しの塗装面の凸凹に
土の粒子が入り込んで取れなくなるからだと思われます。

ただし、この方法は、基本塗装がラッカー系では出来ません。
一度試したんですが、ラッカー系は油分が多いのか、
水をはじいて、水玉が出来てしまいます。
タミヤアクリルなら、水はシンナーのようにのびてくれます。

画像 57
サビは、パステルの粉末を
アクリルシンナーで溶いて描き込みます。
二人のクルーとプレイボーイは、バーリンデン製。

画像 51
ヘルメットのマイクは、ロイヤルモデルのエッチング。
昔、静岡のレインボーテンで見つけました。
現用とヴェトナム用があり、どっちを買おうか迷ったけど、
両方買っといてよかった!
立ってるほうのクルーは、腕や胸を
毛むくじゃらにしてみました。
今気がついた!
ドッグタグを作ればよかった!

画像 50
車体にかかっている小さなシートは、
デカールがマークソフターでゆがんでしまったのを
隠すためです。
(言わにゃ分からんのに)
飾り台を作って、めでたく完成しましたあ。




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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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