ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

またも寄り道、グリレを作るぞ 6

Category: グリレH型  
ここまで来て、大事なことに気が付きました。
フェンダーをつける前に、キャタピラを作らなあかんやないの!
キャタピラは、接着組み立て式なので、
フェンダーが無いほうが作業がしやすいに決まっているんだけど、
おじさん、ベルト式と、可動組み立て式しか
作ったことがなかったので、そこまで意識が行ってませんでした。
あれほど、組み立て手順をちゃんと考えなければいけないと
言っておきながら、この始末。とほほほほほ。

まあ、今からでも、やってやれんことはないんで、
気を取り直してやってみましょう。
まずは、起動輪、誘導輪、転輪などを、
後ではずせるよう仮接着します。
接着には、工作用の糊を使ってみました。

画像 215
なぜ後ではずすかというと、ロコ組みにするからです。
知らない人のために。
ロコ組みとは、オーストリアの模型メーカー、
ロコ社の戦車模型のキャタピラのパーツ構成をまねすることです。
ロコ社の戦車は、全長7~8センチと小さいので、キャタピラと
転輪などが一体成型されたひとつのパーツになっています。
これらをひとつのかたまりとして組んで、
後ではずせるようにしておくと、塗装作業がやりやすくなります。
これは、AFVモデラーなら誰でも知ってる超有名モデラー
金子辰也さんが考えた方法です。
分かったかな、I君?
ここんとこテストに出るので、憶えとくよーに。

次に、説明書の指示どうりキャタピラのリンクを
片側96個拾い出します。

画像 213
ドラゴンのマジックトラックは、
ランナーから切り出して成型する手間が省けて、助かります。

ちなみに、キャタピラは、登録商標であり、
アメリカの会社の名前でもあります。
英語では、トラックといい、陸上競技のトラックと同じスペルで、
自動車のトラックとはスペルが違います。
おそらく、つながったベルト状のものを指すのでしょう。
ここも、テストに出るよ、I君!


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またも寄り道、グリレを作るぞ 5

Category: グリレH型  
エアーインテイクのカバーに、やはりランナーにモールドされた
リベットを削ぎとって貼り付けよという指示があります。
車体裏のリベットは、面倒だったので省略しましたが、
これは完成後見える場所なので、やらないわけにはいきません。

画像 205
やりましたがな。
所定の位置に、ゼリー状の瞬間接着剤を千枚通しで点付けし、
リベットは、ナイフで軽く刺すようにして持って接着しました。
やればできるじゃん。

画像 207
排気管の根元にカバーをつけるのですが、
おじさんの接着位置が悪かったのか、
パーツ同士が干渉しあうので根元を少し削りました。

画像 208
フェンダー上に装備品を搭載します。
スコップや斧は、ドイツ戦車独特のクランプではなく、
ベルトで止められてるようです。
で、エッチング製のベルトをスコップや斧の柄に巻くのですが、
これが難しい。
真鍮製とはいえ、直径1ミリほどの柄に巻くには、
やはり結構硬く、一部、鉛の板おもりを巻いて
バックル部分だけ切り取って貼ったりしてます。

エッチングの接着には、瞬間接着剤を使うのですが、
いつも容器の中で固まってしまい、
おじさん、最後まで使い切ったためしがありません。
タミヤパテのときも、そんなこと言ってたな。(笑)

画像 203
そこで今回、小さな使いきりタイプが3つ入ったものを
100円ショップで買ってみました。
これならちゃんと使いきれると思います。
何より安いし!




またも寄り道、グリレを作るぞ 4

Category: グリレH型  
続きまして、エンジンデッキを接着します。

画像 193
エンジン自体も、精密にパーツ化されていますが、
完成したら全く見えないので、作りません。
エンジンのパーツは取っておいて、
また別のディオラマの小道具に使うつもりです。

ここで、初めてエッチングパーツの登場です。(金色の部分ね。)
おじさんは、エッチメイトは持っていません。
(知らない人のために。エッチメイトとは、
エッチングパーツを曲げるための器具のことで、
エッチなお友達という意味ではありません。
I君、誤解せんよーに)
パーツを曲げるときは、曲げ線のところをスチール定規で押え、
ナイフの刃をパーツの下にもぐりこませ、
刃を起こすようにして曲げています。

画像 194
前面パネルは、塗装してから接着するため、
仮にはめてみただけです。

画像 200
フェンダーに乗せる装備品ですが、スコップはかなり分厚いので、
見える部分だけ裏から削ってやることで、
薄く見せることが出来ます。

改めて気が付いたんだけど、
おじさん、ドラゴンの戦車キット作るの、初めてなんだな。
ドラゴンが模型メーカーとしてデビューして20年、
キットはいっぱい買いました。
フィギュアは、ロシア兵以外ほとんど持ってます。
なのに、フィギュアは作っても車両は作ったこと無かったんですね。
我ながらビックリ。何やってたんだろ、今まで。

今回、ここまで組んでみた感想。
初心者や年少者には敷居が高い、作り手を選ぶキットですね。
パーツの精度は、素晴らしいのですが、
細部パーツの取り付け位置が分かりづらかったり、
組み立て手順を自分なりに工夫しないと、
うまくパーツが取り付けられなかったりします。
また、実車を忠実に再現するため、
惜しげもなくスライド金型を多用したり、
タミヤなら、一体成型にするところを、再現性を優先するため、
敢えて作りやすさを犠牲にしてまで、パーツを細分化しています。
誰にでも作れるタミヤと違い、多少苦労はさせられますが、
恐ろしくこだわった、マニア向けのキットといえるんじゃないでしょうか。
価格も高価といえば高価ですが、連結キャタピラ、金属製砲身、
エッチングパーツなどを別に買うことを考えれば、
最初から全部入っているこのキットは、逆に割安でしょう。
作りやすいタミヤのキットも好きですが、
こういうキットもアリだと思います。

ま、ドラゴンキットを作ってらっしゃる方から見れば、
何をいまさらという感想でしょうが。(笑)






またも寄り道、グリレを作るぞ 3

Category: グリレH型  
なかなか模型を作る時間も取れないのですが、
どうにか進行しています。

さて、フェンダーを加工してみます。

画像 178
実車の写真を見ると、グリレに限らず、戦車のフェンダーは、
けっこうベコベコに曲がっていたりします。
それを再現するため、指でちょいと曲げてやります。
上が未加工、下が曲げたものです。
写真を見ながら、勢いあまって折ってしまわないよう気をつけながら、
あまりオーバーにならない程度に曲げてみました。

画像 185
車体に取り付けるとこんな感じです。
曲げただけでなく、ナイフでエッジをところどころ削り、
ペーパーでヤスって切り口を甘くして、
硬いものに当たってへこんだ感じを出してみました。

画像 184
トランスミッションを組み立てます。
たったこれだけの物が、実に15パーツで構成されています。
本体中央から右横に伸びているレバー状のものが、操縦レバーです。
操縦レバーって床から生えてるもんだと思っていたんだけど、
38(t)系は、こんな横から出てたんだ。
初めて知ったわい。
ちなみに、この操縦レバーのパーツ、付属のエッチングを使って
(それだけで12パーツ!)ディテールアップできますが、
おじさんは当然そんなことはしません。
えっへん。(←いばるな)

画像 181
あらかじめ組んでおいたパーツは、紛失を防ぐため、
100円ショップで買ってきた整理ケースに入れておくと便利です。
書き込んである記号は、
タミヤ1/16フルオペレーションレオパルト2A6を組んだときの
なごりです。
膨大な種類の金属パーツを整理するため、
このケースを4つも買いこむはめになりました。





またも寄り道、グリレを作るぞ 2

Category: グリレH型  
友人のI 君は、モデラーではないのですが、
いつもこのブログを見ていてくれます。
その彼が先日、
「ヒロナリ、今度はまた、訳わからん戦車を作り始めたんだな。」
と言いました。

なるほど、確かに知らない人にとっては、訳わからん戦車でしょう。
そんな人のために、簡単に説明しときますね。

グリレは、「戦車」ではなく「自走砲」です。
陸軍には、歩兵以外に戦車兵や砲兵など、
さまざまな兵科があります。
砲兵とは、歩兵を支援するため
後方から敵陣に大砲を撃ち込むのが任務です。
その昔、砲兵隊が移動するときは、大砲を馬に牽かせたものですが、
自動車の発明により、トラックやキャタピラ付きの
牽引車で牽くようになりました。
「だったらキャタピラ車両に、大砲を積めば話は早いじゃん!」
という発想で生まれたのが、自走砲です。

第2次大戦中、ドイツはさまざまな種類の自走砲を作りました。
旧式になった戦車や、敵軍から奪った戦車の上部構造を取っ払って、
歩兵砲や対戦車砲、敵から分捕った野砲など
ありとあらゆる大砲を乗っけて、周りを装甲板で囲い、
大量の自走砲を作って、砲兵隊に配備しました。

グリレも、そんな自走砲のひとつです。
38(t)というチェコ製の戦車の車体に、
15cm重歩兵砲を搭載したものです。
ヒトラーは、対戦車型自走砲には動物の、
歩兵支援用自走砲には昆虫の名前をつけるよう命令して、
ナスホルン(サイ)、マーダー(テン)、ホルニッセ(クマンバチ)、
フンメル(マルハナバチ)、ヴェスペ(スズメバチ)など、
いろいろ作られ、グリレとは、コオロギのことです。

さて、キットですが、何もそこまでしなくてもという例がコレ。

画像 176
車体裏側の完成したらほとんど見えない部分(3つの赤い点)に、

画像 179
ランナーにモールドされた1ミリ程度のリベットをそぎ落として
接着しろという指示があります。

細部工作の練習と思ってやってみたんですが、
ナイフでそぎ落とした段階で、
モノが小さすぎて、静電気でナイフの刃にくっついたり、
鼻息で飛んで行方不明になったり、パーツを保持するだけで大変。
まして、接着剤をつけて、正確な位置に接着するのは至難の業です。
(おじさんだけ?)
あっさりあきらめて、省略しました。
あはは。
どうせ、ここにリベットがあることなんて、
このキットを作った者以外、
知ってる人なんかロクにいやしないんだから。


またも寄り道、グリレを作るぞ 1

Category: グリレH型  
本来ならば、ドイツの駅に戻るところなのですが、
またも寄り道しちゃいます。
先週、喜屋ホビーで買ってきたドラゴンのグリレH型のパーツを
見ていたら、どうにも我慢が出来ず、封を切っちゃいました。
あはは。

画像 173
おじさん、本当はSタンクやストライカーなど
先鋭的なシルエットを持つ現用車両が好きなのですが、
その対極にあるこの不恰好な自走砲にも惹かれるのです。
クラシカルな車体に太短い大砲を積み、とりあえず
装甲板で囲いましたという、場当たり的な不細工さが、たまりません。
同じグリレでも、K型よりH型のほうが好みです。

画像 174
昔、ドラゴンの兄弟メーカーであるキリンからグリレが
発売されたときは、飛びついて買って、
ショウモデリングのエッチングパーツも揃えたのですが、
なぜか作ることなく今日まで来てしまいました。
二つのキットを比べると、恐ろしく違います。
キリンのものは、車体下部は30年以上前の
イタレリの38(t)のパーツを使うことになっています。
全体的にモールドも甘く、おおらかな造りです。
一方、ドラゴンは、パーツ数は約2倍の810パーツ!
エッチングにアルミの砲身、マジックトラックにクリアパーツと、
箱を開けるとパーツがギッシリ。
何もそこまでしなくてもと、言いたくなるくらい、
細部までパーツ化されています。

で、この精密なパーツを眺めていたら、どうにも作りたいっ!
こんなことしてたらドイツの駅の完成がまた遠ざかるのですが、
仕方ありません。
だってもう、パーツ切り離しちゃったもん!

画像 170
まずは、説明図の手順は無視して、車体を形にしましょう。
説明図通りに組むと、泣きを見ます。
ドラゴンも、もうちょっと合理的な手順で説明図を作ってくれないと、
初心者は完成させられないかもしれません。
しかし、パーツはすごいです。
大変精度が高く、気持ちよくパーツが収まってくれます。
さーて、ふた月で完成させられるかな。


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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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