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ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

不定期連載 ノスタルジックプラモデル 24

Category: ノスタルジックプラモデル  
マジック塗装

ここらでちょっと一休み、久しぶりに昔話をします。
本来、これくらいの間隔でこのノスタルジックプラモデルを
書いていくつもりだったんですがね。(笑)

昔、小学館の学年誌や少年漫画誌には、
よくプラモデルのページがありました。
少年ジャンプには、少年プラ模型新聞というページが定期的にあり、
新製品情報や、作り方のちょっとしたコツが紹介されていました。
まだ模型専門誌の存在も知らない田舎の小学生だったヒロナリ君に
とって、それはプラモデルに関する唯一の情報源でした。

そんな記事の中のひとつに、
プラモデルに色を塗ろうというのがありました。
しかし、ヒロナリ君はそんな必要性は感じていませんでした。
車の模型は赤や青で、戦車の模型はグリーンやサンドで、
はじめから成型されていたので、デカールを貼るだけで
大体箱絵と同じ感じになったからです。

しかし、その記事はこう言っていました。
「全体にきれいに色を塗るのはむずかしいので、例えば、飛行機の
 タイヤや、カウリングなど、実物が黒い部分は、マジックインキで
 黒く塗ってみましょう。見違えるほどカッコよくなります。」

へー、ホントかなあと思い、さっそくやってみました。
マジックならどこの家庭にもあり、塗料と違ってお手軽にできるので、
実に小学生向きの方法でした。
試しに、棚に飾ってあったゼロ戦のカウリングとタイヤを、マジックで
塗りつぶしてみると、なんと!本当にカッコいいじゃありませんか!
グリーンの機体に、赤い日の丸、黒いカウリング、
箱絵そのままになったじゃありませんか。
(本当は、下面色を塗らないと、そのままとは言えませんが)
マジックで塗られた部分は、独特の光沢を放ち、
まるで本物みたいに見えました。

これはスゴイ!
パーツの切り離しに爪切りを使うようになったのが、
人類と石器の出会いにたとえるなら、マジック塗装は、
人類と火の出会いに匹敵する出来事でした。
(なにをおおげさな)

調子に乗ったヒロナリ君は、手持ちの完成品の黒い部分を、
すべてマジックで塗りつぶしていきました。
どれもこれも、ずっとカッコよくなりました。
そこで、ヒロナリ君は考えました。
黒以外の色を使ったっていいんじゃないかと。
そこで、飛燕の機体にグリーンのマジックで、箱絵のような
迷彩模様を描き込みました。
これが、生まれて初めての迷彩塗装でした。

仕上がりは悪くなかったのですが、残念なことに、
ヒロナリ君はマジックに油性と水性があることを、知りませんでした。
グリーンのマジックは、たまたま水性で、いつまでたっても乾かず、
手にとって眺めるたび、塗装が取れ、指が緑色に
染まってしまいました。
ヒロナリ君は原因が分からず、ちょっと悲しい気分で、
触ることの出来ない棚の飛燕を、眺めていたのでありました。

こうして、模型に色を塗ることを憶えたヒロナリ君でしたが、
本格的な模型用塗料を使って塗装をするのは、
まだ少し先の話でした。


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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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