ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

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流血の記憶 4

Category: ブラッディメモリーズ  
「ブラッディメモリーズ」、今回は自然光で撮った写真を
お見せします。

ブラッディメモリーズ 7
上陸当日の悪天候を意識して、曇りの朝に撮影しました。

ブラッディメモリーズ 8
前回紹介した写真より、この方が映画の雰囲気に近いと
思うのですが、どうでしょう。
衛生兵は、ドラゴンのサポートウェポンチームの迫撃砲の助手で、
装備は板オモリで作りました。

ブラッディメモリーズ 9
腹を撃たれた兵士は、
タミヤのアメリカ歩兵攻撃セットからの改造です。
いったんヘルメットを接着し、削って頭の上半分を作り、
パテで頭髪を作りました。
はじめから顔をゆがめたフィギュアなので、血を塗っていると、
本当に痛そうで気の毒でした。

ブラッディメモリーズ 10
一番左の少尉は、攻撃セットからの無改造です。
足や下半身を砂まみれにしたのですが、
ちょっとオーバースケールですね。

ブラッディメモリーズ 11
魚はエポキシパテで作ったのですが、手元に何も資料が
無かったので、近所のスーパーの鮮魚売り場で青魚をじっと
目に焼き付けて、忘れないうちに家に帰り一気に作りました。(笑)

ブラッディメモリーズ 12
銃剣は普通腰のベルトに吊るしますが、別の資料写真では
背嚢に付けていたのでそうしました。

ブラッディメモリーズ 13
満潮になると障害物は海面下になるので、凹部に砂がたまります。

ブラッディメモリーズ 14
アップで見ないで下さい。
主役が変な顔してます。(笑)

オマハビーチ
フィギュアの構成は、この写真がイメージソースです。

12センチ×17センチの小さなベースですが、撮る角度によって
表情を変えるので、実際以上に広い空間のように感じます。
「プライベートライアン」の上陸戦闘の雰囲気を、
少しでも感じていただけたら幸いです。

この作品は、2006年、初めて参加したキヤコンで
銅賞を受賞して、思い出深い作品になりました。


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流血の記憶 3

Category: ブラッディメモリーズ  
おおっ珍しい、4日連続更新!
ま、今まで休んでましたからね。(笑)

それでは、オマハビーチのビネット、
タイトルは「ブラッディメモリーズ」、ご紹介しましょう。

ブラッディメモリーズ 1
ベースサイズは17センチ×12センチと、小ぶりです。
登場人物が密集した感じを出すため、
できるだけ切り詰めた大きさとしました。

ブラッディメモリーズ 2
左肩の部隊章は、ビッグレッドワンこと第1歩兵師団です。
ドラゴンのキットは、第29歩兵師団で、
あの忍者部隊月光のような部隊章がモールドされていますが、
きれいに塗り分ける自信が無かったので、全上陸部隊の
部隊章の中で、一番簡単そうな第1歩兵師団にしました。(笑)

対戦車障害に引っかかった海草は、
田んぼの用水路に生えていた水草です。

ブラッディメモリーズ 3
フィギュアの塗装は、映画プライベートライアンの
色あせたような色調を目指し、基本色に大量のバフを混ぜ、
彩度を落としました。
衛生兵のヘルメットのマーキングは、使えるデカールも
あったのですが、赤が鮮やか過ぎるので、
くすんだ赤で描いています。

ブラッディメモリーズ 4
波打ち際の泡立った波は、Gボンドクリアを練ったものです。
水面の小さな泡は、ラッカー系塗料で描き込んでいます。
また、映画では、波打ち際に大量の死んだ魚が
打ち上げられていたのが印象的だったので、
エポパテで作った魚をばら撒きました。
タミヤのエポパテを指で細長く伸ばし、ビニール袋の上に置いて、
カッターナイフと千枚通しで、背びれや尾びれを形作り
ビニール袋にくっつけたまま、塗装しました。
波間に漂うヘルメットの内装が、お分かりになるでしょうか。

ブラッディメモリーズ 5
ガーランドライフルのスリングは、板オモリ製です。
アメリカ軍の小銃のスリングは、ドイツのものと違って、
取り回しが複雑です。
モデルガンを持ってれば、構造がよく分かるのですが、
持ってないので、資料写真を見ながら、
板オモリを何度も折り返して作りました。
全員分作るのに、うんざりしました。

ブラッディメモリーズ 6
この写真を撮ったときは、ブログで紹介なんて
考えていなかったので、写真に日付が入っています。
次回は、日付無しで自然光で撮った写真をお見せします。


流血の記憶 2

Category: ブラッディメモリーズ  
本日夕方、ポスが退院しました。
3日ぶりに見るポスは、おなかの手術跡が痛々しいですが、
すでにかなり回復して、元気にしっぽを振っています。
本当にうれしいです。
僕らにとって、最高のクリスマスプレゼントです。
メリークリスマス!

さて、サボっていた分取り返そうと、3日連続更新します。
(ちょっと得意げ)

唯一の大道具、対戦車障害を作ります。

対戦車障害
プライベートライアンの写真集に載っている対戦車障害を参考に、
一緒に写っている人物の顔や手の大きさから、
大体の大きさを割り出します。
別角度から撮られた写真も良く見て、構造を把握したら、
エバーグリーンのプラ材を切り出します。

対戦車障害
プラバンで補強材を作り、ボルトを植えて完成です。

フィギュアのヘルメットは、模型メーカーによって、
また同じメーカーでもキットによって、微妙に形が違います。
アメリカ軍のヘルメットは、個人的には、すべてのキットの中で
タミヤの機関銃チームセットと、コンバットクルーセットのものが
一番いい形をしていると思います。

ヘルメット
そこで、この2つのキットからヘルメットを調達します。
変化をつけるため、そのうち3つに偽装ネットをかぶせます。
ネットの材料はリボンです。
このリボンを買うためだけに、手芸センタートーカイへ行きました。
ええおっさんが、フリフリの付いたリボンをああでないこうでないと
真剣に選んでる姿は、かなり不気味だったことでしょう。(笑)
チンストラップは、マスキングテープです。

また、フィギュアがかぶっているもの以外に、
地面に転がっているものとして、ひとつは被弾して穴が開いたもの、
ひとつは内装を再現したものを作りました。
内装のバンドは、板オモリとマスキングテープです。

映画プライベートライアンでは、血で恐ろしいまでに
赤く染まった海が印象的でした。
あの海を再現すべく、初めて使う素材、
津川洋行の水の素プロを使ってみました。
これは、透明なブヨブヨした寒天状の素材を、
温めて溶かして、海や川となる部分に流し込むものです。

ベースの試作品
なにしろ使ったことが無いので、いきなりやって失敗すると
いけないので、試作品を作って試してみました。

ベニヤのきれっぱしに適当に地形を作って、
着色した水の素を流してみました。
水の素は手鍋に入れて、火にかけて溶かすのですが、
火加減が難しい。
急激に温まると焦げて飴色になり、透明感を失います。
また、着色は塗料など液状のものは、うまく混ざらないので、
パステルの粉末を使いました。

フィギュアの一部を水中に沈めるため、水の素がプラスチックを
侵さないか調べようと、ランナーをさしてあります。
銃弾が作る水柱を表現しようと、クリアボンドをコーティングした
透明ランナーを配置してみましたが、
望むほどリアルにならなかったので没にしました。

さあ、こうしてとりあえずベースが完成しました。

ベースの完成
フィギュアを配置してから、水の素を流す予定なので、
まだ砂浜だけで、海はありません。
砂浜には、散乱した木箱をふたつほど配置してみました。

では、次回は完成品をお見せします。
お楽しみに。


流血の記憶 1

Category: ブラッディメモリーズ  
ここのところぜんぜんプラモデルを作ってなかったので、
また、ちょっと以前の作品を紹介します。

このときは、所属している模型クラブの展示会のテーマが
「海」だったので、ドラゴンのフィギュア、第29歩兵師団
オマハビーチDデイ1944を使って、
上陸作戦のビネットを作ろうと思いたちました。
おじさんは、映画プライベートライアンが大好きなので、
いつかオマハビーチを作りたいと思っていたのです。

キットは良い出来ですが、6体では寂しいので、
同じくドラゴンのサポートウェポンチームと、
タミヤのアメリカ歩兵攻撃セット、機関銃チームセットから、
5体追加しました。

フィギュアのレイアウト
今回は車両は登場させず、フィギュアだけで構成します。
そのため、視覚的に中心となるものが必要と考え、
対戦車障害を自作することにしました。
これは、レイアウトの検討用に、とりあえずタミヤの
バリケードセットのものを並べてみたものです。

以前アーマーモデリング誌上で、吉岡和哉氏が、フィギュアを
群像として構成するときは、なるべく密着させたほうが
ドラマティックになると書いておられました。
そこで、対戦車障害の周りに人物を密集させ、
少し離れた位置に数体配置し、全体として疎と密の関係を作ります。

いつもひとつの作品を作るとき、自分の中でルールとか
縛りを設定します。
今回は、レジンなどのガレージキットは使用せず、すべて
インジェクションのプラパーツだけを使用することとしました。
なぜかと言われても、まあなんとなくとしか言えませんが。(笑)

主役の3人
対戦車障害の前の3人が、今回の主役です。
3体ともドラゴンの第29歩兵師団のものですが、
顔の表情が今ひとつなので、交換することにしました。
タミヤの機関銃チームセットは1976年製という
古いキットですが、素晴らしく良い出来です。
叫んでいる指揮官と部下のヘッドを、
機関銃チームのものと交換しました。
今思えば、BARを持って伏せている兵士のヘッドも
交換すべきでした。反省。

この指揮官と部下は、映画プライベートライアンで
ミラー大尉と部下のやり取りの中にそっくりなシーンがありました。
指揮官にアサルトベストを着せたら、そのまま
プライベートライアンとすることもできましたが、
ベストを自作するのが面倒なので、やめました。(笑)

負傷兵
少し離れた位置に、被弾した兵士と、
彼を助けようとする通信兵を配置します。
被弾した兵士は、機関銃チームの対空機銃を撃っている兵士を
仰向けにし、開いた手のひらを攻撃セットから持ってきました。
通信兵は、サポートウェポンチームの迫撃砲を撃っている兵士です。

じゃ、本日はここまで。
ドイツの駅も再開しますので、よろしくね。


ポスちゃん入院

Category: 日記  
いやあ、とんでもなく長いこと更新してませんでした。
もう3週間以上プラモデル作ってませんし、
ブログも更新できませんでした。
別に深いわけはありませんが、こういうのって波があって、
しばらくやらないと、ずるずるとサボってしまいます。
やる時間はたっぷりあるのに、なんだか逃避してしまい、
夏休みの宿題みたいです。(笑)

ところで今日は、プラモデルの話ではありません。
我が家の愛犬ポスが入院してしまいました。

ポス
病名は、子宮蓄膿症。
けっこう深刻な病気です。

5~6日前、朝ケージの中で吐いてしまい、
ウンコもしてしまいました。
その日からご飯を欲しがらなくなり、
ついには全く食べなくなってしまいました。
たまに1日くらい食べない日もあったので、
最初は深く考えていませんでしたが、だんだん元気が無くなり、
以前なら仕事から帰って来ると
飛びついて大喜びしたものでしたが、
呼びかけても立つのがやっとという感じです。
何より、顔に生気がありません。

昨日病院へ連れて行ったところ、子宮蓄膿症と診断されました。
これは子宮に膿がたまり、毒素が全身に回り、
ほっておくと死んでしまう恐ろしい病気です。
ポスの場合、生理血と一緒に多少体外に排出されていたので、
少しは良かったのですが、犬によっては、全く排出されず、
やがて子宮が膿でいっぱいになり、
破裂して死ぬこともあるそうです。

先生は、子宮と卵巣を摘出することを勧めてくれ、
従うことにしました。
ただ、発症してから時間がたっているので、手術中や、
術後に死ぬこともありうると言われ、
僕もヨメさんも動揺してしまいました。

いつかは、犬は僕らより先に逝くことは覚悟していますが、
ポスはまだ5歳にもなってません。
こんなに早く死なれるとは思っていなかったので、
事態が受け入れられず、最悪のことは考えないようにしました。

抗生物質を注射してもらい、その日はいったん帰り、
手術は翌日です。
今朝起きてみると、また吐いていました。
何も食べず、水しか飲んでないので、透明な粘液状のものでした。
ヨメさんの運転で、僕がバスタオルにくるんで抱っこして、
病院へ行きました。

夕方仕事から帰ってきて、ヨメさんと病院へ様子を見に行きました。
ありがたいことに手術は成功して、2日ほど入院して
点滴を打ったら帰れるとのことでした。
ほっとしました。

ケージの中のポスは、僕らを見たら、よろよろと立ち上がって、
うれしそうに寄ってきました。
すでに顔が元気そうになっています。
ああ、よかった、よかった。

ポスが退院してくるのは24日。
あいつが帰ってくるのが、最高のクリスマスプレゼントです。

ベランダのポス
帰ってきたら、また父ちゃんと母ちゃんと3人で散歩しような、
ポス。


テーマ : 趣味と日記    ジャンル : 趣味・実用

不定期連載ノスタルジックプラモデル 32

Category: ノスタルジックプラモデル  
グンゼ産業 レベルカラー

Ⅲ突の製作もそれなりに進んではいますが、
ここんとこ年賀状を書いていたので、ちょっと中断しています。
そこで、今回も昔話を一席。

黒マジックでプラモデルに色を塗ることを覚えたヒロナリ君でしたが、
それだけではそろそろ物足りなくなってきました。
黒以外の色も塗りたくて、当時4年生のヒロナリ君は、
河村模型店に勇んで塗料を買いに出かけました。

河村模型店のおじさんが勧めてくれたのは、
赤や青の原色6色セットの水性エナメルでした。
一般的に使われていたレベルカラーは、専用シンナーを使うので、
小4にはまだ早いと考えてくれたのでしょう。
しかしこれはエナメルといっても、水彩やポスターカラーに
近い感じで、プラスチックへの食いつきが悪く、
木工作の仕上げに使うようなものでした。
何より、混色して思うような色を作るには、
ヒロナリ君には知識も経験も、無さすぎました。

当時一番仲のよかったマコト君(通称マコちゃん)が、
レベルカラーは使いやすくていいぞと、教えてくれたので、
改めて河村模型店に向かいました。

GSIクレオスは、その昔グンゼ産業といっており、
アメリカのレベル社と提携し、レベルのプラモデルを輸入したり
ライセンス生産していました。
日本で開発した模型用塗料にレベルのブランド名をつけて
発売したのが、レベルカラーです。
その後、レベルとの提携が解消されたあとは、一時期、
タカラがレベルカラーを発売していました。

タカラ版レベルカラー
現行のMr.カラーより容量が多く、一ビン50円で、
専用シンナーが80円くらいでした。

最初に買った色はタン。
人形の顔や手を塗りたかったのですが、当時肌色は
まだラインナップに無く、一番肌色に近い色を選んだのです。

おじさんに教わったとうり、使う前に良く振って、
キャップを開けると、あの独特なシンナーの匂いが
ツーンと立ち昇りました。
あの匂い、ヒロナリ君は嫌いじゃありませんでした。
本格的な塗料を使うことで、中学生や高校生のお兄さんに
なったような気がして、大人の世界の匂いに思えたのです。

さっそく、人形の顔や手に塗ってみました。
塗った直後は、塗料が窪みにたまりますが、乾くときれいな
塗膜が形成され、人形が一気にリアルになりました。
これはスゴイ!
いいぞ、レベルカラー!

味をしめたヒロナリ君は、白や黒の基本色のほかに、
レッドブラウンや、ダークグリーンといった迷彩色を
次々に買い揃えていきました。

ただ、車体の基本色はキットの成型色をそのまま利用して、
迷彩色や、転輪のゴムだけを塗るというスタイルでした。
それでも、手持ちの戦車や人形たちは、見違えるように
カッコよくなっていきました。

河村模型店のおばさんに、カラーが入っていた12本入りの
発泡スチロールの箱をもらい、それを整理箱にしました。
こうして、タミヤが水性アクリル塗料を出すまで、
発泡スチロールの箱は3個4個と増え続けていったのでした。


不定期連載ノスタルジックプラモデル 31

Category: ノスタルジックプラモデル  
タミヤ 1/35 ドイツ陸軍 パンサー中戦車

タミヤの歴史的キット、初代パンサータンクは62年の発売で、
65年には生産停止になっていたので、60年生まれのヒロナリ君は、
さすがにお目にかかってはおりません。
ヒロナリ君が手にしたのは、2代目パンサー中戦車でした。

ところで、70年代の模型誌では、パンサーをパンテル、
タイガーをティーゲルとドイツ語風に表記していたので、
ドイツ語ではそう発音するんだと、思っていましたが、
その後いつだったか、別の模型誌に、ドイツ語では
パンター、ティーガーと発音するんだと書いてあり、
現在、模型誌上では、パンター、ティーガーが主流になっています。
でも、今日はあくまで箱に書いてある商品名
「パンサー中戦車」でいきます。
それにしても、パンテル、ティーゲルは
一体なんだったんでしょうね。(笑)

それまでに作ったタミヤの戦車、ジューコフもコマンダーも
よく走ってカッコよかったのですが、
パンサーのカッコよさは全く別物でした。
ソ連戦車は力強くはあっても、どこか野暮ったさがありましたが、
傾斜装甲を組み合わせた車体と、長大な主砲を持つパンサーは
なんとも垢抜けてスタイリッシュでした。

スコップや予備キャタピラなどの装備品も別パーツで、
模型としての精密感も格段にアップしていました。
また、戦車模型のキャタピラは黒いゴムベルトが
当たり前だった時代に、初めてのポリキャタピラ!
そのリアル感には、思わず「すげー」と言うよりほか
ありませんでした。
ただ、ギアボックスの配置の関係から、実車は前輪駆動なのに
後輪駆動になってしまい、誘導輪に実際には無い
スプロケットの歯が付いていました。
もっともヒロナリ君は、前輪駆動だの後輪駆動だのといった
概念がまだ無いので、何も気にしていませんでしたが。(笑)

その頃にはヒロナリ君も経験を積んで、モーターライズの戦車も
走らせることができるようになっていました。
何よりタミヤのキットは、配線やスイッチが合理的で、
確実に作動するので、気をつけて説明書どうりに作れば、
子供でもちゃんと走らせることができました。
また、組み立て説明書が見やすく分かりやすかったのも、
大いに助けになりました。
当時の他のメーカーの説明書は、イラストも稚拙で、
分かりにくかったのです。

キューポラやドライバーのハッチ、エスケープハッチが
可動したのも、魅力的でした。
車体前方機銃も動き、完成後見えなくなる銃の後ろ半分まで
ちゃんとできているのに驚きました。

そして、パンサーをさらに魅力的にしていたのは、
戦車長と操縦士の人形でした。(あえてフィギュアとは言いません)
それまでの戦車に付属していた人形とは一線を画す出来で、
さすがに現在の目で見ると、見劣りしますが、
その当時、世界最高のスーパーディテールだったと思います。
顔の表情はもとより、胸の勲章や、ヘッドフォンのコードまで
モールドされていて、こんな精密な人形見たことありませんでした。

何よりカルチャーショックを受けたのは、その戦車兵たちが
ネクタイをしていたことでした。
ネクタイをして戦争をする!
コンバットに出てくるアメリカ兵たちの軍服は、
実用一点張りのラフなもので、それはそれでカッコいいのですが、
ドイツの戦車兵のスマートなカッコよさには、参ってしまいました。

そんなかっこいいパンサー戦車でしたが、
悲劇は何の前触れもなく訪れました。

ヒロナリ君の家の壁には、作りつけの飾り棚があり、
完成したプラモデルはそこに飾っていました。
ある日、遊んだあとパンサーを棚にしまい、
砲身が少しはみだしているのに気づかず、
勢いよくガラスの扉を閉めてしまったのです!
パシッという音とともに、砲身は真ん中で折れてしまいました。
「あああああああああああ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


パーツが取れたくらいなら、また接着すればいいのですが、
砲身は裂けてつぶれ、修理不能です。
後悔しても、始まりません。
砲身の折れたパンサーは、なんとも侘しく、
かといって捨てるにはもったいなく、
見るたび、己の軽率な行動が悔やまれ、
ヒロナリ君は悶々とした日々を過したのでありました。
♪ちゃんちゃん。


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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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