ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

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1/35でドイツの田舎の駅を作ってみよう 118       レオポルド列車砲編 10

Category: BAHNHOF(バーンホフ 駅)  
車体の組み立て

さあ、巨大な車体を組み立てましょう。
でも、その前に。

先に少しばかり塗装を済ませてしまいましょう。
完成後は砲の機関部はほとんど見えませんが、それだけにすべて組み立ててからだと
塗れない部分が出てきそうです。
そこで、塗りやすいうちに塗れるところは塗ってしまいます。

少し?塗装

揺架、車体内側パーツ、ついでに前後の台車も塗ってしまいます。
使った色は、タミヤ水性アクリルジャーマングレー、そのまんまです。
モノがデカいので下手に調色して、もし途中で塗料が足りなくなったら、
まったく同じ色は作れないので、瓶の色をそのまま使ったほうが安全です。

思ったとおり一瓶では足りなくて、写真一番下のパーツは、新しい瓶の塗料で塗りました。
ところが、このパーツの色だけ、他のパーツに比べて白っぽいんだな、これが。
同じメーカーの同じ色の塗料でも、製造ロットによって多少色調の違いがあるようでして。
じゃ、意味ないじゃん。(笑)

でもウェザリングをしたら、この程度の色調の違い、全然わかんなくなるので
気にしないでこのまま行っちゃいます。

油彩フィルタリング

ウェザリングも組み立ててからではやりにくいので、先にやっておきましょう。
油彩のホワイト、ブラック、バーントアンバーを筆にとってランダムに点々と色を置いていきます。

油彩フィルタリング

きれいな筆にターペンタインを含ませて、色を延ばしてやると薄汚れたいい感じになります。
あれ?左上の小さな突起の穴からコードが出ているはずじゃなかったけ?
気がついたあなた、鋭い!
本当はキット付属の銅線を加工してコードを再現しなければいけないのですが、
意外に加工が難しく、うまく形になってくれなかったので、すっとぼけてしまいました。(笑)
まあ、いいじゃないですか。
あの山田卓司さんの作例でも省略されていたんだから。

車体内側

車体内側パーツもすべて油彩でフィルターをかけておきます。
かなり荒いですが、どうせほとんど見えなくなるので、適当でOKです。
OKじゃない?
すみません。

砲機関部

機関部を組んでいきます。
シリンダーのシャフトをシルバーに塗っておきますが、
ここなんか組み上げた後では塗りにくい部分の一つです。
もっとも、完成したらほとんど見えませんが。(笑)

塗り忘れ

だーっ!うっかりミス!
手で持ってるこのパーツ、塗り忘れてました。
これ一つ塗るために、エアブラシを使うのは(というよりエアブラシの後かたづけをするのは)
面倒なので、これだけは筆で塗りましょう。

機関部組立て

車体内側の壁面パーツで機関部を挟み込むように接着していきます。

車体前部

車体中央

車体後部

車体内側の壁面パーツはペラペラの板状なのですが、パーツを組み込んでいくにつれ
徐々に強度が上がっていきます。

組立て完了

一応組立てが終了したので、連結してみました。
デカい、というかとても長いです。
手すりやラダーといったパーツがまだ残っていますが、これらは破損しやすいので、
別に塗って最後に接着するつもりです。

組立て完了

こんなふうに見上げるような角度で撮ると、とても巨大に見えます。

さあ、あとは塗装と行きたいところですが、その前に、こいつに連結している
貨車を1両作りましょう。
おじさんが持っている資料の中に、無蓋貨車を連結している写真があったので、
それを再現しようと思います。

そういうわけで、次回からは無蓋貨車編をお送りします。


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1/35でドイツの田舎の駅を作ってみよう 117       レオポルド列車砲編 9

Category: BAHNHOF(バーンホフ 駅)  
弾薬車の完成

さてさて、弾薬車のクレーンを組み立てます。
このクレーンは、巨大な砲弾を台車に乗せるためのものです。
組み立ては何ら問題なく進んでいくように思われましたが、やはりトランぺッター、
落とし穴がありました。

手すりの付け直し

手に持っているのはクレーンの周りの手すりのパーツですが、そのまま接着すると、
そこにつながる別の手すりパーツと高さが揃わなくなってしまいます。
これは接着して初めてわかることなので、仕方なくパーツを折らないように気を付けて
手すりパーツをはがして、穴を広げて接着し直します。

すると、またもトラブル発生。

手すり破損

今度は別の手すりパーツを折ってしまいました。
折らないように気を付けてパーティングラインを処理してたのですが、
それでも折ってしまいました。
とほほほ。

手すりの接着

気を取り直して、無理やり接着します。
折れた個所は点付けになるので、強度に不安が残りますが、どうにか形になりました。

チェーン

続きまして、手すりにチェーンを取り付けます。
キットには金属製のチェーンが付属していますが(上のもの)、女性のアクセサリーのような形で
チェーンらしくないので、ここはモノクローム製の極細チェーン(下のもの)に交換しましょう。

キットの説明書には、手すりパーツとチェーンの取り付けかたについては何の指示もありません。
まさか点付けするわけにもいかないので、モデラーが自分で取り付け方を考えなければなりません。
で、おじさんのとった方法は、

手すりの穴あけ

まず、手すりの先端にピンバイスで穴をあけます。
太さ1ミリの手すりのセンターに0.3ミリの穴をあけねばなりません。
センターからずれないよう、息を止めて集中して作業します。

真鍮線の取り付け

0.2ミリの真鍮線の先をちょっと曲げて、チェーンをひっかけます。
引っかかったら真鍮線の先をさらに曲げて、チェーンが外れないように固定します。

取り付け完了

そして、真鍮線を手すりの穴に差し込んで、瞬間接着剤で固定して完成です。

弾薬車完成

ようやく弾薬車の組み立てが終了しました。

弾薬車

砲弾を載せる台車にも少し問題がありました。
レールの幅より車輪の幅が1ミリほど広いので、レールから脱線してしまいます。
これは、車軸の通る穴付近を少し削るだけで、簡単に解決します。

クレーンのアップ

クレーンのワイヤーもキットに入っています。
メカニカルでいいですね。

手すりのアップ

手すりも苦労の甲斐あって、いい感じになりました。

ようやくここまで来ましたが、やることはまだまだ残っています。
全体の完成は遥かな先ですし、途中で停滞するときもまたあるでしょうが、
必ず完成させますので、よろしくお付き合いくださいね。


不定期連載ノスタルジックプラモデル 60

Category: ノスタルジックプラモデル  
アウトドアディオラマ

小学生のヒロナリ君には、近所にとても仲のいい友達がいました。
マコト君はマコちゃんと呼んでいて、ヒロユキ君のあだ名はチャボといいました。
ちなみにヒロナリ君は苗字が渡辺だったので、ワタサと呼ばれていました。
マコちゃんもチャボもヒロナリ君と同じようにプラモデルが好きで、よくお互いの家へ遊びに行き、
自慢のプラモデルを見せ合っていました。

その頃、近所には空き地がいっぱいありました。
草ぼうぼうの原っぱだったり、宅地として造成しながら、いつまでも家が建たないままだったり、
そんな場所はヒロナリ君たちの格好の遊び場でした。
また、秋から翌年の春にかけては、まわりに広がる刈り入れの終わった田んぼが一番の遊び場になりました。

ある日、そんな空地の一つに、みんなでプラモデルを持ち寄りました。
そこは宅地だか資材置き場だかよくわかりませんが、むき出しの黒い土に小石がごろごろしていて、
あちこちに水たまりがありました。
その一角に土が少し盛られていて、直径1メートル、高さ70~80センチくらいの小山ができていました。
この小山を守る守備隊と、それを攻撃する敵軍という設定で、3人で小山の周りに
戦車や兵隊の人形を配置していきました。

これがワクワクするほど楽しくて、自分でもびっくりしました。
畳の上や机の上で戦車や兵隊を並べても、周りにあるはずの戦場の風景は、頭の中で想像するしかありません。
それが本物の土の上だと、一気にリアルになり、実際の戦場を上空から眺めているような気分になるのです。

自分たちが持っている限りのプラモデルを寄せ集めたので、時代考証もへったくれもありません。
ドイツ軍対アメリカ軍という図式だけは守っていましたが、大戦モノも現用モノもごたまぜです。
小山のふもとに広がる水たまりの中を、マコちゃんの戦車がモーターの音をジージーいわせ、
波を蹴立てて突撃していきます。
すげー、かっこいい!
上空からはチャボのイロコイスが、守備隊に襲いかかります。
ヒロナリ君たちは、興奮して口々に
「ダダダダダダッ!」
「ヒューン、ドカーン!」
などと大声で叫びながら、戦車や兵隊を動かし続けました。

その光景は、テレビで見たマテルのGIジョーのCMを彷彿とさせました。
欲しかったなあ、GIジョー。
たまに連れてってもらう大垣のデパートのおもちゃ売り場にあったんです、GIジョー。
でも高すぎて、ヒロナリ君のお小遣いではとても買えず、
遠慮して両親にもとてもおねだりなんかできませんでした。

GIジョーのテレビCMにはやや劣りますが、それでも野外に展開した巨大ディオラマは、
ヒロナリ君たちを十分満足させてくれました。

こんなふうにプラモデルを使った戦争ごっこも好きでしたが、実際に体を動かす戦争ごっこも好きでした。

近所の年上の男の子が迷彩模様の帽子をかぶっていました。
ヒロナリ君はそれがうらやましくて欲しくてなりませんでしたが、どこで売っているのかわからず、
いくらするのかもわかりませんでした。
そこで自分で作ることにしました。
僕にはレベルカラーという強い味方があるじゃないか。

まず、たまたま持っていた白い野球帽を、レベルカラーのタンでベタ塗りしました。
その上からレッドブラウンとダークグリーンで、迷彩模様を描き込みました。
よーし、出来たぞ。
でも、なんだか微妙にヘンです。
パッと見はどうにか迷彩帽ですが、よく見るとどうにも貧乏くさい出来でした。
原因は全体のシルエットにありました。
近所の男の子のはカストロ帽タイプだったのに対し、ヒロナリ君のはどこから見ても
通学用の野球帽だったのです。
でもまあ、これで良しとしよう。

銃も作りました。
やはり近所の別の男の子が、父親に作ってもらった木製のトミーガンを持っていました。
そのお父さんはかなり器用だったようで、色こそ塗ってないものの、
そのシルエットは、サンダース軍曹愛用のトミーガンそのものでした。
よし、じゃあ僕はM3グリースガンを作ろう。

ヒロナリ君の実家の裏は銭湯で、お湯を沸かす燃料は製材所で出たおがくずや木切れでした。
そのため、ちょっとした工作材料なら、いくらでももらえました。
資料なんか無くても形状は頭の中にあるので、製作はすいすい進みました。
引き金やトリガーガードは難しいので省略して、自分なりに形状を簡略化して、
木切れをのこぎりで切り、くぎを打って、グリースガンは完成しました。

こうして、なんちゃって迷彩帽をかぶり、なんちゃってグリースガンで武装したヒロナリ君は分隊を率い、
田んぼのワラの中を匍匐前進し、グリースガンを撃ちまくり、石の手榴弾を投げ、
そこにいるはずであろうドイツ軍部隊を壊滅させ、悦に入っていたのでありました。

この微笑ましくもバカバカしい戦争ごっこは、中学、高校と進むにつれ、衰えるどころか、
軍装、武器ともに徐々に充実していき、ますますヒートアップしていくのであります。(笑)


1/35でドイツの田舎の駅を作ってみよう 116       レオポルド列車砲編 8

Category: BAHNHOF(バーンホフ 駅)  
排気管の取り付け

前々回、弾薬車の大まかな形ができました。
ここに細かなパーツを取り付けていきます。

まずは排気管。
弾薬車の内部にはどうやらエンジンが搭載されているらしく、両側から排気管が2本突き出しています。
これは何の動力のためなのかな?
砲身を俯仰させる油圧ポンプを動かすのかな?
機械的な構造には詳しくないおじさんには、さっぱりわかりません。
ま、とにかく排気管があるのです。

排気管

で、この排気管のパーツには、先端に浅い穴がモールドしてありますが、これでは浅すぎるので、
ピンバイスで深く彫り直しておきます。
左がキットのまま、右が彫り直したものです。

これにエッチングパーツのメッシュを巻きつけるのですが、この工作がちょっと難しんだな。

エッチングパーツ

キットには治具として丸い棒が入っていて、これにメッシュを巻きつけるのですが、
いくらペラペラの真鍮とはいえ、ストロー状に巻きつけるにはかなりの力が必要で、
手作業ではちょっと無理があります。

ガスであぶる

そこで焼きなましという工程を入れます。
エッチングパーツをガスコンロで真っ赤になるまであぶり、自然に熱が下がるのを待ちます。
これだけのことをするだけで、金属は柔らかくなり、曲げやすくなります。
反対に、真っ赤になったところで水につけ、急激に冷やすことを焼き入れといい、
こうすると金属はより固くなります。

巻き始め

焼きなました真鍮は光沢が無くなります。
これを治具に巻きつけるのですが、ポイントはエッジの部分にあらかじめ曲げ癖をつけておくことです。
巻き始めと巻き終わりは力が入れにくいからです。

巻き終わり

机にぐっと押しつけて、治具に巻きつけていくと、このようになります。
もっと難しいと思っていたのですが、意外に簡単にできました。

失敗

ところがこちらは大失敗!
このパーツはフチを1.5ミリほど直角に折り曲げねばならないのですが、
どうやらメーカーのミスらしく折り線が入ってません。
何とかなるだろうとスチール定規を治具にして無理やり曲げたら、こんなグダグダになってしまいました。
あちゃー、だめだこりゃ。(泣)
後から考えれば、これこそ焼きなますか、Pカッターで折り線を入れればよかったのですが、
最初からそんなことは頭に浮かばず、たぶんできるだろうと甘く見てたんですね。
このクネクネはいくら力を入れて押さえてもピンとは伸びないので、
もうこのパーツは取り付けないことにします。
実車でも外してある車両もあったかもしれません。
(そんなことあるわけねえ!)

排気管接着

出来上がった排気管を弾薬車に取り付けるとこうなります。
さあ、この後はクレーンの製作になります。
がんばってやっていきましょう。



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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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