ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

森住建様 ALIVIOの制作 1

Category: 建築模型オフィスブラボーワン  
初めてのご注文です

去る4月14日、岐阜県揖斐郡池田町の工務店、株式会社森住建様より
カラー模型のご注文をいただきました。
3月1日にホームページを公開してひと月半、お問い合わせはあるものの、
正式なご注文はまだ一件もありませんでした。
それは想定内のことです。
なにしろブラボーワンの認知度はまだ全然無いんですから。

ご注文いただいた建物はALIVIOといいまして、森住建様の新商品で4月25日・26日のイベントでの
発表会に間に合わせたいとのことでした。
納期的には全然問題ありません。
これが初仕事です。
張りきっていきましょう!

床

まずは、いつものように床のパーツから始めます。
わりと複雑な形で、一枚のスチレンボードから切り出すには無理があるので、
左手前の和室は別パーツです。
中央手前のごま塩状の部分は玄関の土間、その隣の板張り部分はウッドデッキ、
奥に水回り、右奥の勝手口は一段下げておきます。

展示台に床を接着

5ミリのスチレンボードで展示台を作り、先に床を接着してしまいます。
スチレンボードは微妙に反ってたりするので、それに気づかないまま壁を接着すると、
建物全体がゆがんでしまうことがあります。
平面の出ている展示台に最初に床を接着してしまえば、それを基準に水平垂直が出しやすくなります。
左奥のグレーの部分はインナーガレージです。
この時点で外構の敷石の位置なども展示台に作図しておきます。

外壁

立面図に従って外壁のパーツを作ります。
今回、外壁は黒のガルバリウム鋼板仕上げなので、外に面する部分には例外的に一面だけ
板張り仕上げがありますが、あとはすべて黒い紙を貼ります。
外壁がそのまま内壁と一体になっている部分もあるので、図面を良く見て形状を把握して
間違えないようにしなくてはなりません。
基礎のコンクリート部分はグレーの紙を貼って表現します。
また、窓のサッシもこの時点で貼り付けておいたほうが後の作業が楽になります。

水回り

壁を立てていきますが、バスルームやトイレといった手間のかかるところから始めます。
普通、洗面台や棚は省略しますが、開業前森住建様のモデルハウスを作らせていただいたとき、
室内の設備を徹底的に作り込みました。
並べて展示した時、今回の物があっさりしているとバランスが取れないので、
ちゃんと再現しておきます。

玄関

玄関から和室にかけてです。
隣接してサッシで囲まれた小さなウッドデッキがあったりして、
ここもわりと複雑な構造になっています。

キッチン

キッチンを作ります。
キッチンの天板がそのまま延長してダイニングテーブルになっています。
オシャレですねえ。
IHクッキングヒーターの前に透明な遮蔽板を再現しておきます。
こんなちょっとした手間が、リアル感をアップさせます。

家族用玄関

これはインナーガレージわきの壁です。
ここに家族用の玄関があり、車を降りたらすぐ、正面玄関に回ることなく家に入れます。
雨の日は濡れることなく荷物の出し入れができて、便利でいいですね。

では、本日はここまで。


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櫻井邸の制作 3

Category: 建築模型オフィスブラボーワン  
櫻井邸完成しました

さあ、あとひと踏ん張り、屋根を作ってみましょう
ありがたいことに櫻井邸は片流れの大屋根なので、作るのは比較的簡単です。

屋根材

屋根本体は1ミリのスチレンボードと3ミリのスチレンボードの貼り合わせです。
この段差を壁にはめ込み、完成後取り外せるようにしておきます。

リブの制作

屋根の仕上げ材はガルバリウム鋼板なので、全体にグレーの紙を貼り、リブを表現するため
グレーの紙に両面テープを貼り1ミリ幅に切り出し、等間隔に貼っていきます。

屋根完成

完成するとこんな感じになります。

サッシの拾い出し

続きまして、窓を作ります。
まず立面図に同じサイズの窓には同じ番号で全て番号を振って、
必要な窓の数とサイズを整理します。
次に透明な塩ビ板の両面にマスキングテープを貼ったものを用意します。
リストに従って塩ビ板に窓を作図していくのですが、なるべく無駄が出ないように
工夫しなければなりません。

サッシの制作

窓枠のマスキングテープをカッターで切り抜いてシルバーのスプレーを吹き、乾いたらバラバラに
切り出し、ガラス部分のマスキングテープをはがせばサッシの出来上がりです。

アプローチパーツ

さて、ここからは外構の制作です。
まずは玄関までのアプローチ。
5段のアプローチを再現するため、1ミリのスチレンボードを5枚切り出して
それぞれ石の乱張り模様の紙を貼っておきます。

外溝パーツ

それらを順々に貼り合わせ、側面にも乱張り模様の紙を貼って仕上げます。
その他にアールのついた壁や駐車スペースのコンクリート、花壇のレンガ、
物置なども作っておきます。
物置は細部を省略したただの白い箱です。

展示台

5ミリのスチレンボードで展示台を作り、まず全体にグレーの紙を貼ります。
次に敷地図に従って敷地やアプローチの位置を作図して、敷地全体に両面テープを貼ります。

外溝

両面テープは透明で作図した線が透けて見えるので、それに合わせて建物や各パーツを
貼り付けていきます。

ペーパークラフト

建物の横にはミニカーを置いたりしますが、これが困りもの。
建築模型は基本的に1/50で作りますが、世の中に1/50のミニカーはほとんど存在しません。
ミニカーの世界では1/50は建設機械のスケールなのです。
たまたまお店で1/50のミニカーを見つけたら買い占めるのですが、スーパーカーみたいな
外車ばかりで、日本の住宅にはちょっとそぐわない感じがします。
トヨタやニッサンやダイハツのサイトには自社の車のペーパークラフトのダウンロードページが
あるので、今回は試験的にペーパークラフトを使うことにしました。

車を組み立て庭に樹木を植えたら、いよいよ完成です。

櫻井邸全景

櫻井邸1階

櫻井邸2階

櫻井邸外構

櫻井邸外構

櫻井邸太陽光パネル

櫻井邸1階

櫻井邸バスルーム

ようやく櫻井邸が完成しました。
一軒の住宅模型を作るには、かなりの手間がかかることがお分かりになったかと思います。
ブラボーワンのサイトにはもっとたくさんの完成写真がありますので、
こちらも併せてご覧ください。

建築模型オフィスブラボーワン

今回この記事を書くにあたって図面や写真をご提供いただいた櫻井様、
ご協力本当にありがとうございました。


櫻井邸の制作 2

Category: 建築模型オフィスブラボーワン   Tagged: 建築模型  
1階と2階の完成

前回は階段を作りましたので、階段周りを組んでいきましょう。

1階階段 トイレ

階段がL字型に曲がっていて、その下は収納とトイレになっています。
こういう部分を隙間なく組み立てるのは結構難しいのですが、
きれいに納めることができました。

1階水回り

洗面所からバスルームにかけてです。
バスルームの引き戸は乳白色の半透明の素材を使っています。

下足入れ

ここでまた小物を作ります。
下足入れのドアのラインは、カッターで切れ目を入れて表現しています。
線を描き込むよりこの方がリアルかと思います。

1階玄関回り

建築模型を勉強し始めた最初の頃は、まず家の外形を作り、後からドアや設備を
組み込んでいましたが、そのやり方では壁や床のついてはいけない部分に
接着剤がはみ出して仕上げが見苦しくなるので、ドアや設備はあらかじめ組み込んでおいてから、
壁を立てるようにしています。
この方が作業はしやすく、仕上がりもきれいです。

1階リビングドア

1階リビングのドアはちょっと凝ったデザインなので、ちゃんと再現しましょう。
半月形の明かり取りがあるので、半透明の塩ビ板を切り出しておきます。

1階リビングドア

ドアの右端をいったんカットして、半月形を組み込んでから、右端を再接着します。

1階キッチン

対面式のキッチンを作ります。
メーカーや型番が分かっていれば、メーカーのサイトで画像を探し、今回のように分からない場合は
写真からなるべく近い色と形のものを探して、印刷したものを貼り付けます。
シンクは、銀紙を貼って表現します。

1階キッチン

キッチンの反対側のカウンターとレンジフードも再現しておきます。
本来ならここまでする必要はないのですが、ちょっと手間をかけることで、
仕上がりがよりリアルになります。

1階全景

こうして1階が完成しました。
壁を立てる順番は、複雑で手間のかかる階段や水回りが先です。
ここさえクリアできれば、後はそんなに難しくはありません。

1階全景

残っている壁を接着していくのですが、パーツを良く眺めていると、おのずと接着していくべき
合理的な順番が見えてきます。
ここをちゃんと見極めて、水平垂直に気を付けて作業することが大切です。

2階パーツ

続きまして2階いきましょう。
外壁を切り出しますが、図面の寸法だけに頼らず、床パーツと現物合わせでいったほうが
接合部に隙間ができません。

壁の組み立て

まず水平垂直を出した壁を二方向に立てて基準とします。
あとからは接着しにくい便器を先に接着してしまいます。
これだけ見ると、すごく広い空間にポツンと便器があり、なんとなくアートな感じがしますね。

2階トイレ

ドアもやはり先に接着してしまいます。

内壁の組み立て

そして、後から内壁を接着します。
ドアもあらかじめ取り付けておくと、きれいに仕上げられます。

仮組み

バルコニーを取り付け1階の上に仮組みして、隙間やゆがみがないかチェックします。

2階完成

これで2階が完成しました。
残るは屋根と窓、そして展示台と外溝を作れば全体の完成です。
次回、全体の完成をご紹介します。




テーマ : お仕事日記    ジャンル : ビジネス

櫻井邸の制作 1

Category: 建築模型オフィスブラボーワン   Tagged: カラー模型  
カラー模型の作り方

さて、今回から建築模型、特にカラー模型の制作過程をご紹介します。
カラー模型とは文字通り建物の内装、外装ともに色付きで表現した模型で、
モデルハウスの展示物やお施主様へのプレゼントなどに使われます。

今回は作り方をご紹介するためにネットの画像検索で素敵な感じのお宅を探し、
ご本人の了解を得て模型にさせていただきました。
神奈川県にお住いの櫻井様のご自宅で、ご自分のブログで新築の過程を
ご紹介されていらっしゃいました。
櫻井様、ご協力ありがとうございました。

櫻井様のブログはこちら

では、まず図面から。
本来ならCADデータが望ましいのですが、ブログに掲載してあった図面はJPG画像でした。
これは拡大して印刷すると、線が太くなってしまい誤差が生じてやりにくいのですが、
やってやれないことはありません。
がんばって作ってみましょう。

分割線の設定

一般住宅の設計図面は普通1/50で描かれていますので、まず1/50サイズになるように
図面を印刷します。
模型は完成後1階と2階が分割できるように作るので、どこで分割するかを決め、
赤いラインを引いておきます。
また、バルコニーに隠れて見えない窓の下のラインを、平面図やブログの写真などから判断して、
図面に書き込んでおきます。

一階床の切り出し

次に1階床を作ります。
3ミリのスチレンボードにフローリングの模様を印刷した紙を貼り、さらにその上に平面図を貼り、
カッターで切り出します。
この時、平面図は後ではがせるように粘着力の弱いスプレーのりを使います。
CADデータならば寸法も角度も正確ですが、予想通り、この図面は多少ゆがみが出ていて
直角が狂っているので、直角が出るように調整しながら切り出します。

水回りの床

床は一部フローリングではない部分があります。
風呂と洗面所とトイレはそれぞれ違う素材なので、本来ならば仕様書、
今回はブログの写真を頼りに、それぞれの素材に近い色の紙を貼っておきます。

基礎の設定

床の裏側には基礎の高さ分、スチレンボードの細切りでかさ上げしておきます。
これは床面の補強にもなりますし、壁を貼るときののりしろにもなります。


2階床

同じように2階の床も作り、1階床と合わせてサイズに狂いがないか確認しておきます。
廊下の部分はフローリングの張り方向が違うので、そこだけ縦流れになるように紙を貼っておきます。

壁の切り出し

壁のパーツも弱いスプレーのりでスチレンボードに図面を貼り、窓もくりぬいておきます。
壁の図面も寸法や直角が怪しいので、床のパーツを基準にして、
現物合わせで調整しながら切り出します。

壁パーツ

外壁のパーツが大体できました。
ありがたいことに櫻井邸は外壁内壁ともに白色なので、白いスチレンボードの色が
そのまま生かせます。
これが外壁やクロスに色がついていると、それを再現するため着色した紙を貼らなくてはなりません。
今回は基礎のコンクリートと、壁の一部のテクスチュアの再現だけですみました。
下段中央のパーツは外壁の一部が内壁と繋がっているので一体で作り、
引き戸もあらかじめ接着しておきました。

洗面台と便器

白模型では家の間取りや動線を見るのが主眼なので、普通、設備は省略します。
カラー模型では最低バス、トイレ、キッチンは作りますが、ブラボーワンでは
洗面台と下足入れも作ることにしています。
これは洗面台と便器です。
鏡の部分は銀紙が貼ってあります。
こういった小さなものがちゃんと作ってあると、見ていて楽しくなりますからね。

階段パーツ

さて、家の模型で一番の難物が階段です。
材料のスチレンボードは1ミリ、2ミリ、3ミリの次は5ミリで、4ミリ厚が存在しません。
一般的な階段の一段の高さは20センチなので、1/50で4ミリ。
なので1ミリと3ミリのスチレンボードを貼り合わせて作るのですが、
実際には0.2ミリ前後厚いですし、ロットによるばらつきもあります。
今回は3ミリのスチレンボードにコピー用紙1枚貼ったくらいでいけると判断しました。
また、1階と2階の床面の高さも建物ごとに違います。
それを決められた段数で1階と2階をうまくつなぐのは大変難しいです。

そして大抵の家では、階段はL字型またはコの字型に曲がっていて、
階段下は収納かトイレになっています。
狭い範囲に階段と複雑な形をした壁が集中するので、組んだとき隙間ができないよう
パーツの精度が求められます。

階段再製作

計算上ではスチレンボードの裏にコピー紙1枚貼ったくらいでちょうどだと思ったのですが、
やってみたら大きすぎました。
ここは潔く作り直しましょう。
右が最初に作ったほう、左はコピー紙は貼らず、逆にスチレンボードにもともと貼ってある紙を
1枚めくって作り直したものです。
1段の高さの違いは0コンマ数ミリですが、同じ9段重ねるとこんなに高さに違いが出ます。

壁の組み立て

壁をすべて立ててから風呂や階段を設置するのはとてもやりにくいので、
垂直を出した壁を1枚立てて、それを基準に階段や設備を組み込みながら壁を立てていきます。
作り直した階段もホラきっちり納まってます。

では、今日はこのへんで。
次回をお楽しみに。


テーマ : お仕事日記    ジャンル : ビジネス

不定期連載ノスタルジックプラモデル 62

Category: ノスタルジックプラモデル   Tagged: タミヤ  ハノマーク兵員輸送車  
タミヤ 1/35 ドイツハノマーク兵員輸送車

ながらくブログを放置していたせいで、子供の頃のプラモデルの思い出話を語る
このノスタルジックプラモデルも2年以上書いていませんでした。
久しぶりに思い出話にお付き合いください。

1973年4月、ヒロナリ君も小学校を卒業し、晴れて池田中学校の1年生になりました。
当時の校則では男子は五分刈りの丸坊主で、ちょっと嫌でしたけどみんながそうなので仕方ありません。
都会の中学生がうらやましかったのですが、慣れればどうってことありません。
頭を洗ってもすぐ乾くので、かえって楽でよかったです。

入学してすぐの頃、タミヤハノマーク兵員輸送車を発売しました。
だいぶ以前からタミヤニュースで告知されていたので、発売を今か今かと待ち望んでいました。
ハノマークといえば4年生の頃にニットーのキットを作りましたが、
あのタミヤが出すと知り期待に胸が膨らみました。

images.jpg

タミヤキットの箱絵はどれも素晴らしいのですが、このキットはやや「?」となってしまいました。
迫力はあるのですが、ヒロナリ君が好きな大西将美氏の筆でないことは一目で見てとれました。
違和感を感じた一番の要因は、兵士が持っている武器が寸詰まりなんですね。
特にMP40とKar98Kがとても不恰好です。
全体のタッチも大西氏の作品のように思わず見とれるような魅力がありません。
申し訳ありませんが、この箱絵はちょっと残念だったと言わざるを得ませんでした。

しかしながら、キットの内容は素晴らしいものでした。
ジャーマングレイで成形されたパーツは繊細で、運転席や兵員用のシート、複合転輪など
細かく再現され、キャタピラが定番の焼き止めじゃなく、穴に突起をひっかける方式だったのが新鮮でした。

また、付属の5体の人形が素晴らしい!
どれも躍動感にあふれたポーズで、前線に到着したハノマークから飛び降り、
素早く展開するドイツ軍兵士達をとてもカッコよく再現してありました。
そしてビックリしたのが、人形が白で成形してあったことです。
それまでのタミヤの人形は、アメリカ兵はオリーブドラブ、ドイツ兵はフィールドグレイと、
軍服の色で成形してあったので、ヒロナリ君は肌色やブーツの色を塗るだけで、
軍服の塗装は省略していました。
そのため、このキットで初めて軍服も含め人形をすべて塗りました。

ところで、同じハノマークでも以前作ったニットーのキットとは細部の形が少し違うことに
ヒロナリ君は気がつきました。
ニットーのキットはキャタピラ部分のフェンダーが水平だったのに対し、
タミヤのは前方に向かって傾斜し、車体側面の工具箱の位置も後方に移動しています。
またニットーのは前面装甲板が折れ曲がって、棒状のバンパーがありますが、
タミヤの装甲板はまっすぐでバンパーはありません。
そのほか、ニットーのはボンネットサイドに開閉式の点検ハッチがありますが、
タミヤのは全体に大きな装甲板でおおわれています。
これはニットーはB型で、タミヤはC型をキット化したからなのですが、
当時のヒロナリ君はそんなことはわかりません。
ただ同じ車両でも少しずつ違う別タイプが存在するんだろうなと、何となく理解していました。
でも、そんなマニアックな事に目がいくとは、ヒロナリ君恐るべし!

ただ、このキットの足回りは実車と違って、模型的なアレンジがされていました。
これも当時はわからなかったのですが、トーションバーが省略されていて、
代わりに車体に組み込まれた回転式の車軸に転輪を接着するというものでした。
これが曲者でした。
説明書に車軸をスムーズに回転させるために、サラダ油を塗ってくださいと指示がありました。
サラダ油?
今なら、「何ソレ?」と思うでしょうが、タミヤ教の信者だったヒロナリ君は
何の疑問も抱かず台所からサラダ油を拝借してきました。
確かに滑りは良くなったように感じましたが、ベトベトして余分なところまでサラダ油がついてしまうし、
完成後、時間の経過とともにサラダ油は粘度を増し、車軸はよけいに回らなくなってしまいました。
タミヤさん、あの指示はダメですぜ。

完成させた半年後、タミヤニュース11月号の海外誌のページに「ミリタリーモデリング誌」の
ハノマークのキットレビューが載りました。
記事の中でウェザリングについてこう書いてありました。

「ただドロをはねるだけじゃつまらない。想像力をフルに使って考えると、ドロの下には、
 サビとか汚れ、アクスルのグリースがある。
 この色は思うにコッパー30%とメタリックグレイ70%が最も近い。
 裏側にはムラなく塗っておき、側面とフェンダーは上方へ行くにつれて徐々にかすらせていく。」

これまた今なら「何ソレ?!」ですね。
なるほど、色的にはわからないでもありませんが、実際にそんな金属色塗ってリアルになるかというと、
なるわきゃありません。
しかし、ヒロナリ君は何のためらいもなく実行しました。
結果はご想像通り。
「へー、本物はこんな色なのかあ。でもなんかちょっと違うような気がするんだけど・・・・・・・・
 でも、外国の専門家の人が言ってるんだしなあ・・・・・・・」
まるで学校の先生があからさまに間違ったことを言ってるのに、遠慮してそれを指摘できないような
もやもやした気分がずーっと続きましたとさ。


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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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