ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

現代設計事務所様 K邸の制作

Category: 建築模型オフィスブラボーワン  
1/100カラー模型です

1日に2回目の更新です。
前回の野村建設様に納品して4日後、今度は大垣市の現代設計事務所様より
1/100のカラー模型のご注文をいただきました。
こちらも以前営業に回ったところで、別々のお客様から立て続けにご注文いただけるとは、
営業の効果が徐々に出てきたかなと喜んでいます。

壁パーツの切り出し

さて、今回はお客様との打ち合わせ用の1/100カラー模型です。
1ミリのスチレンボードにサイディングのアイボリーを印刷した紙を貼り、
その上に、弱いスプレ-のりで外壁の図面を仮止めします。

壁パーツ

ラインからずれないように慎重にカッターで切り出します。

窓パーツ

1/100は基本的に内部は作らないので、窓を通して内部が見えないよう、
窓を半透明にして内部が見えないようにしてほしいとのご要望でした。
右側のE字型のパーツは、2階ベランダの庇の支柱です。

壁パーツ

窓をあらかじめ壁に接着してしまいます。
戸袋も窓枠と同じ色で塗装しましたが、塗りムラが気になったので、
後で似た色の紙を上から貼り直しています。
玄関と勝手口のドアは、指定のものをメーカーのホームページから画像を拾ってきて
縮小印刷しています。

屋根の取り付け

壁パーツを組んで、屋根を取り付ければ、ほぼ完成です。

サイディングやり直し

ここへきて、重大な間違いに気が付きました。
正面側の壁だけサイディングの模様が違うのですが、勘違いして4面ともアイボリーにしていたのです。
仕方がないのでせっかく貼った窓も戸袋もはがし、サイディングを貼り直し、
窓や戸袋を再接着しました。
これがリカバリーした後ですが、失敗の跡は全くわかりません。
間違いにも早めに気づき、うまくリカバリーするのも技術のうちですね。

ベランダ取付け

これにベランダ、庇、ポーチを取り付ければ完成です。

庇

これは、庇のアップ。
窓と同じ要領で作りました。

完成

展示台は植栽は不要とのことなので、極めてシンプルです。
現代設計事務所様、ご注文ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


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野村建設様 H邸の制作

Category: 建築模型オフィスブラボーワン  
自然素材の家

岐阜県揖斐郡大野町の株式会社野村建設様より、1/100のカラー模型のご注文をいただきました。
営業に行って2か月ほどたってからのご注文です。
営業に行ったからといって、すぐに仕事があるなどとは初めから思ってはいませんが、
こうして間が開いてからのご注文は、やはり模型にはちゃんと需要があるんだなと感じ、
うれしくなりました。

野村建設様の建物は、自然素材を多用され、模型も素材感を重視した感じにしてほしいとのことで、
以前に作られた模型のサンプルをお借りしました。

サンプル

これがお借りしたサンプルです。
表面に凸凹のあるアースカラー系の紙が使用されています。
これに合わせるため、地元の画材屋さんで探したのですが、全く同じものは見つからず、
よく似た感じの紙を買ってきました。

それでは、制作です。

素材感

お借りしたサンプル模型はスチレンボード製ではなく、ボール紙製でしたので、表面には黒い紙、
裏面には封筒のクラフト紙を貼りました。

パーツ

今回の模型はお客様との打ち合わせ用なので、間仕切りまでは不要ですが、
間取りが分かるようにしてほしいとのことでしたので、床面には図面を貼り、
1階2階を分解できるようにしました。
建物の形はとてもシンプルです。

1階

これが1階部分です。

2階

これが2階部分です。
作業量は少なくて済むのですが、小さくてシンプルな分、精度が悪いと目立ってしまうので
接合部には全く隙間ができないよう0.1ミリ単位で気を付けて制作しました。

出窓

この建物で唯一細かな細工が必要な出窓です。
2センチ四方ほどの大きさなので、これもちょっとした隙間が気になるので、
制作には気を使います。

完成

1階と2階を合わせたところです。
窓の庇は作りますが、窓本体は省略していいとのことなので、これでほぼ完成です。
展示台も素材感が欲しいとのことなので、あえてダンボールで作ってあります。

完成

敷地の一部に生垣を付けて、完成です。
サンプルでお借りしたものと、ほぼ同じイメージに仕上がりました。
この模型でプレゼンしたところ、お客様にも喜んでいただき、
野村建設様で建設することを前向きにご検討されているとのことです。

先日、打ち合わせで名古屋に行った折、画材屋さんで今回のサンプル模型に使用されていた紙と
全く同じ紙を仕入れてきましたので、次回ご注文からはサンプル通りのものがご提供できます。
これからもよろしくお願いいたします。



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不定期連載ノスタルジックプラモデル 63

Category: ノスタルジックプラモデル  
タミヤ 1/35 ロシア歩兵セット

ロシア歩兵と聞いて最初に思い出されるのは、1959年のソ連映画「誓いの休暇」です。
あなた、知ってます?
泣けますよお、この映画。

ヒロナリ君が「誓いの休暇」を観たのは小学5年生か、6年生の頃、日曜洋画劇場ででした。
解説の淀川長治さんが
「ハイ、皆さん、今夜はテレビの前で思い切り泣いてくださいね。」
と言っていました。(ような気がする。)

純朴で心優しい少年兵アリョーシャは、戦場で思いがけず手柄をたて、6日間の休暇をもらう。
母親に会うため列車を乗り継ぎ故郷へ向かう途中、アリョーシャはさまざまな人に出会い、
彼らのために寄り道して貴重な時間を使う。
時に心温まる経験もすれば、人生の苦い結末に立ち会うことにもなる。
そして、列車の中で知り合った少女との淡い淡い恋。
故郷へ続く鉄橋がドイツ軍の爆撃で破壊されるが、アリョーシャは一人いかだで河を渡る。
残された時間はわずか。
一目でも母に会いたい。

ああ、書いていて涙ぐみそうです。
機会があったら観てください。
85年頃、NHK教育テレビで放映されたので録画したのですが、あのテープ
もうどこへ行ったか分かりません。

最初から脱線してしまいました。
タミヤのロシア歩兵セットが発売されたのは1973年、ヒロナリ君中学1年生の5月のことでした。

ロシア歩兵セット

しかしながら、正直言ってこのキット、あまり印象に残っていません。
ヒロナリ君はソ連軍にあまり興味を持ってなかったんですね。
それまでに観た映画なんかの影響で、ドイツ軍はクールでスタイリッシュ、
アメリカ軍はタフで陽気といったイメージがあり、それに対してソ連軍は
真面目だけどイモくさいというイメージで、あまり魅力を感じませんでした。

軍服も持っている銃も、ドイツ軍やアメリカ軍のようにカッコよくありません。
まあ、それを言うならイギリス軍も似たり寄ったりで、
ヒロナリ君の目には全然カッコよく映りませんでした。

でも、そんなソ連軍の装備品の中で唯一カッコいいと思ったのはヘルメットでした。
アメリカ軍のM1ヘルメットに似てますが、側面の耳のあたりが大きく下に湾曲していて、
そのラインが美しく、なんだか未来的なフォルムに見えたのでした。
しかしながら残念なことに、ロシア歩兵セットに入っていたヘルメットのパーツは、
ひさしがあまり出てなくて、実物のフォルムを今一つ再現しきれていませんでした。
なので、やっぱりこのキットには愛着がわきませんでした。

この年、第1回のタミヤ人形改造コンテストが行われました。
これはタミヤが年に1回行うコンテストで、レギュレーションはいたってシンプル。
1/35の兵隊人形を改造したものなら何でもOK、ちょっとしたポーズの変更でもいいし、
有名人のそっくりさんや、テレビやマンガのキャラクターもOKといったもので、
今年でなんと43回を数える模型界では超メジャーなコンテストです。

ヒロナリ君はすでに人形の改造にも手を出していたので、翌年、第2回のコンテストに
このロシア歩兵セットを使って応募しました。
伏せ撃ちのポーズの人形をドイツ兵に改造したのです。

改造といっても大したことはしていません。
基本のポーズは全く変えていません。
ドイツ軍の軍服とソ連軍の軍服は襟やポケットの形が違いますが、
伏せ撃ちの姿勢なので見えるのは背中だけ。
なので、ヘルメットをドイツ軍のものに換えて、腰周りにドイツ軍の雑納と水筒、
ガスマスクケースを取り付ければ、ほぼドイツ兵に見えます。
持たせるライフルにプラバンと伸ばしランナーで作ったスコープを取り付け、狙撃銃にしました。
タイトルは「狙撃兵」。
何のひねりもないですね。(笑)

これをタミヤに郵送するのですが、作品が壊れないようにプラバンで箱を作ろうとタミヤニュースに
書いてあったので、いそいそと箱を作って郵送しました。
結果発表をドキドキしながら待っていましたが、あえなく落選しました。(笑)
田舎の中学1年生のやることですから、まあ当然といえば当然です。

しばらくして作品がタミヤから返送されてきましたが、プラバンで作った箱はバラバラに壊れ、
作品そのものも少し壊れていました。
今から思えば、作品を梱包材でくるみ、丈夫な段ボール箱にでも入れて送ればよかったのですが、
当時はそんなこと思いつきもしませんでした。

バラバラになった箱と少し壊れた人形は、自分の実力と世の中の厳しさを
ヒロナリ君に教えてくれました。
ちょっとほろ苦い思い出です。



チェックハウス様 ショウルームの制作 3

Category: 建築模型オフィスブラボーワン  
完成です

この建物は2階が1階壁面よりオーバーハングした形状なので、壁を二重にしなくてはなりません。
また、細長い窓が床面の高さにあるので、そこだけ壁を薄くしなければなりません。
完成してしまえば気付きにくい部分ですが、制作には手間がかかります。

2階壁の取り付け

これは壁を取り付けるところですが、壁が二重になっているのが分かりますでしょうか。

2階屋根回り

それからここが難しい!
いくつかのパーツが入り組んでいて、図面からパーツの形を読み取るのが難しく、
取材写真を見ながらの現物合わせの作業になりました。

2階

完成した2階がこちら。
左側の部屋がお客様との打ち合わせ室、右側の部屋がスタッフの部屋になっています。

ロフト

これはもう一つの2階、屋根裏収納です。
天井が低いので、立っては歩けません。

中庭

中庭のウッドデッキの上には半透明の屋根があります。
屋根の骨組みはバルサで作りました。

屋根

屋根はガルバリウム鋼板仕上げなので、リブを表現しておきます。
裏に両面テープを貼ったリブを屋根に等間隔に貼り、はみ出した部分を後からカットします。

アプローチ

これは玄関前のアプローチです。
コンクリートブロックの部分はグレーの紙を貼り、人が歩くところはスチレンボードで
一段高くしておきます。
白い部分は実際にはタマリュウが植えてあるのですが、忠実に再現するのは大変なので、
ここは芝生にしてしまいました。

アプローチ芝生

白い部分にはあらかじめ両面テープを貼っておき、カラーパウダーを撒き芝生を表現します。

展示台

今回はアクリルケースも付けるので、展示台の周りにはホームセンターで買ってきた
木製の枠を取り付けます。
四隅を45度にカットするのが難しいのですが、今回はカットするためのガイドになる治具を
おじさんが所属している模型クラブの会長さんにお借りしたので、簡単にカットできました。
やっぱり道具があると便利ですねえ。

ショウルーム完成

さあ、これで完成です。
今回は1/50のカラー模型2軒分以上の作業量だったので、完成まで2週間かかりました。

ショウルーム完成

完成してしまえば四角いシンプルな形状に見えますが、実際にはとても複雑な構造で、
かなり手を焼きました。
しかし、難しい仕事は自分の経験値が上がり、自信につながるので、大歓迎です。

1階全景

ところで、以前見積もり段階だったオフィスの内観模型は残念ながら
キャンセルになってしまいましたが、おじさんが建築模型の研修を受けたスタジオサカイ様から、
先日ちょっと面白いお仕事の話が来ました。
詳しいことは来週にならないと分からないのですが、またここでご紹介しますので、
どうぞお楽しみに。



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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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