ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

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不定期連載ノスタルジックプラモデル 31

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タミヤ 1/35 ドイツ陸軍 パンサー中戦車

タミヤの歴史的キット、初代パンサータンクは62年の発売で、
65年には生産停止になっていたので、60年生まれのヒロナリ君は、
さすがにお目にかかってはおりません。
ヒロナリ君が手にしたのは、2代目パンサー中戦車でした。

ところで、70年代の模型誌では、パンサーをパンテル、
タイガーをティーゲルとドイツ語風に表記していたので、
ドイツ語ではそう発音するんだと、思っていましたが、
その後いつだったか、別の模型誌に、ドイツ語では
パンター、ティーガーと発音するんだと書いてあり、
現在、模型誌上では、パンター、ティーガーが主流になっています。
でも、今日はあくまで箱に書いてある商品名
「パンサー中戦車」でいきます。
それにしても、パンテル、ティーゲルは
一体なんだったんでしょうね。(笑)

それまでに作ったタミヤの戦車、ジューコフもコマンダーも
よく走ってカッコよかったのですが、
パンサーのカッコよさは全く別物でした。
ソ連戦車は力強くはあっても、どこか野暮ったさがありましたが、
傾斜装甲を組み合わせた車体と、長大な主砲を持つパンサーは
なんとも垢抜けてスタイリッシュでした。

スコップや予備キャタピラなどの装備品も別パーツで、
模型としての精密感も格段にアップしていました。
また、戦車模型のキャタピラは黒いゴムベルトが
当たり前だった時代に、初めてのポリキャタピラ!
そのリアル感には、思わず「すげー」と言うよりほか
ありませんでした。
ただ、ギアボックスの配置の関係から、実車は前輪駆動なのに
後輪駆動になってしまい、誘導輪に実際には無い
スプロケットの歯が付いていました。
もっともヒロナリ君は、前輪駆動だの後輪駆動だのといった
概念がまだ無いので、何も気にしていませんでしたが。(笑)

その頃にはヒロナリ君も経験を積んで、モーターライズの戦車も
走らせることができるようになっていました。
何よりタミヤのキットは、配線やスイッチが合理的で、
確実に作動するので、気をつけて説明書どうりに作れば、
子供でもちゃんと走らせることができました。
また、組み立て説明書が見やすく分かりやすかったのも、
大いに助けになりました。
当時の他のメーカーの説明書は、イラストも稚拙で、
分かりにくかったのです。

キューポラやドライバーのハッチ、エスケープハッチが
可動したのも、魅力的でした。
車体前方機銃も動き、完成後見えなくなる銃の後ろ半分まで
ちゃんとできているのに驚きました。

そして、パンサーをさらに魅力的にしていたのは、
戦車長と操縦士の人形でした。(あえてフィギュアとは言いません)
それまでの戦車に付属していた人形とは一線を画す出来で、
さすがに現在の目で見ると、見劣りしますが、
その当時、世界最高のスーパーディテールだったと思います。
顔の表情はもとより、胸の勲章や、ヘッドフォンのコードまで
モールドされていて、こんな精密な人形見たことありませんでした。

何よりカルチャーショックを受けたのは、その戦車兵たちが
ネクタイをしていたことでした。
ネクタイをして戦争をする!
コンバットに出てくるアメリカ兵たちの軍服は、
実用一点張りのラフなもので、それはそれでカッコいいのですが、
ドイツの戦車兵のスマートなカッコよさには、参ってしまいました。

そんなかっこいいパンサー戦車でしたが、
悲劇は何の前触れもなく訪れました。

ヒロナリ君の家の壁には、作りつけの飾り棚があり、
完成したプラモデルはそこに飾っていました。
ある日、遊んだあとパンサーを棚にしまい、
砲身が少しはみだしているのに気づかず、
勢いよくガラスの扉を閉めてしまったのです!
パシッという音とともに、砲身は真ん中で折れてしまいました。
「あああああああああああ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


パーツが取れたくらいなら、また接着すればいいのですが、
砲身は裂けてつぶれ、修理不能です。
後悔しても、始まりません。
砲身の折れたパンサーは、なんとも侘しく、
かといって捨てるにはもったいなく、
見るたび、己の軽率な行動が悔やまれ、
ヒロナリ君は悶々とした日々を過したのでありました。
♪ちゃんちゃん。

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Comments

主人も持っていたそうです
ヒロナリさん!こんばんは(*^。^*)
面白く記事を拝見いたしました!主人にこの戦車の事を聞いたところ、まだ大切にその戦車を保管しているそうです。
シングルモーターライズのもので、残念ながら未組み立てではありませんでした。
主人もこの戦車はお気に入りだったらしく、
大切に保管していたようです。
大切なものが壊れてしまった時のショックって・・・
いつまでたっても記憶の奥に残っているものなんですね!
今度主人のパンサー戦車が出ましたら、
写真を撮って見たいと思います!
また写真を撮りましたらブログで紹介させて戴きたいと思います。
では、これからもよろしくお願いいたします。
見てみたいです
タミヤのパンサーは、その当時の戦車模型のレベルの数段上をいっていました。そのメカの力強さ、無駄を排した合理的な美しさは、田舎町の少年の心を鷲掴みにしました。
今も保管してらっしゃるご主人は、素晴らしい。
ぜひブログでご紹介下さい。

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プロフィール

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Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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