ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

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不定期連載ノスタルジックプラモデル 36

Category: ノスタルジックプラモデル  
タミヤ タンクカラー

70年代、タミヤのキットの箱には、パーツと説明書の他に
二つ折りの小さなパンフレットが入っていました。
そこにはさまざまな新製品が紹介されていて、
そのパンフレットを集めるのも小さな楽しみでした。

そのパンフレットに、タンクカラーも紹介されていました。
タンクカラーとは、缶スプレーの戦車用塗料です。
ダークイエロー、ダークグリーン、レッドブラウン、
ジャーマングレイ、オリ-ブドラブの5色があり、現行のタミヤの
缶スプレーより容量は多かったのですが、1本300円したので、
なかなかヒロナリ君には手が出ませんでした。
他に、カーモデル用にレーシングカラーというものもありました。

二つ折りパンフレットは基本的に1色刷りですが、
タミヤから発売されている戦車の迷彩図が多色刷りで
載っているものがありました。
また、型紙や脱脂綿を使って行うタンクカラーを使った
迷彩塗装のやり方も紹介されていました。
まだ模型雑誌の存在を知らない田舎の小学生にとって
これは貴重な模型知識のバイブルでした。

当時、ヒロナリ君は戦車の車体はキットの成型色を生かして
塗装しませんでした。
転輪のゴムや、スコップなどの装備品を塗り分けるだけです。
もともとオリーブドラブで成型されてるのに、その上から
オリーブドラブを塗る必要は無いと考えていたのです。
しかし、成型色以外の色にしたいときは
どうしても塗らないわけにはいきません。
そこで、思い切って買ってみました、タンクカラー。

さっそく使ってみたのですが、確かに筆塗りより効率的ですが、
けっこう扱いにコツが要りました。
というのは、缶スプレーなどキンチョールくらいしか身近に
無かったので、ついキンチョールのようにシューッと
長吹きしてしまい、塗料が出すぎて液ダレしてしまいました。
たれた部分は乾いても盛り上がったままで、本来つや消しなのに
その部分だけツヤが残って、カッコ悪かったのです。
といってリカバリーの方法も知りません。

そんなわけで、缶スプレーできれいな塗装をするには技術が必要で、
失敗しながら、手探りで方法を探っていくしかありませんでした。
結局、今でもおじさん、缶スプレーは苦手です。(笑)
でも、タンクカラーの日本酒を思わせる、
あのアルコールっぽい匂いは好きです。

小さな頃は自分ではプラモデルは作れず、
近所の中学生のお兄ちゃんに作ってもらったりしていましたが、
その頃には立場が逆転して、年下の従弟のために
プラモデルを作ってやったりしてました。
作ること自体が楽しかったので、頼まれると大喜びで
引き受けていました。

タミヤのセンチュリオンを作ったとき、
頼まれもしないのに勝手に迷彩塗装をすることにしました。
オリーブドラブの成型色をタンクカラーで
ダークイエローに塗り替え、レベルカラーのレッドブラウンで
迷彩模様を描き込むのです。
初めてのチャレンジにワクワクしてました。

ところが!
レッドブラウンを筆塗りすると、下地のダークイエローが
溶けてくるではありませんか!
なんで?
どうして?
同じラッカー系の塗料を重ね塗りすれば、下地が溶けるのは
今では当然の常識ですが、当時のヒロナリ君には
そんな知識はありませんでした。
迷彩色に下地を侵さないアクリル系やエナメル系を使えば
問題ないのですが、水性アクリルはまだ存在せず、
エナメル系のパクトラタミヤは、6色のセット売りで、
バラ売りしてなかったので、ヒロナリ君は持っていませんでした。
どちらにしても、ラッカー系同士で塗るよりほか無かったのです。

一度塗った場所を何度も筆返しすると、下地が溶けてくるのが
分かったので、なるべく一発で決めるように慎重に塗り進めました。

どうにか全部塗り終え、何とか完成させましたが、
説明書に載っているタミヤのスタッフが塗った
迷彩塗装の完成写真とは、どこかが違いました。
何がどう違うのか分からないのですが、さすがプロが作ったほうは
本物っぽく、ヒロナリ君が作ったほうは
どこかオモチャっぽかったのです。

こうして、その差を埋めるための長い旅の第一歩を、
その日ヒロナリ君は踏み出したのでありました。

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Comments

エピソード1と言った感じですね!
ヒロナリさん!こんばんは(*^。^*)
タンクカラーとセンチュリオン迷彩のお話、面白く拝見いたしました。私はその頃の戦車は全然知らないのですが、
主人に聞いたらそのようなパンフレットが入っていたといっていました。
タミヤの方が作ったセンチュリオンとヒロナリさんが作ったセンチュリオン、どのような感じだったのか見て見たい気持ちでいっぱいです。ヒロナリさんのエピソード1を教えていただいたようで、
何だかとても嬉しかったです。
私は排気の問題から基本塗装は缶スプレーに頼っているのですが、何とか使っているといった感じです。
今日もシャーマンの基本塗装を行ったのですが、
寒かったのでスプレーの噴射があまり良くなく、
少々失敗気味の出来上がりになってしまいました。
これから冬季迷彩を筆塗りでやって行くので、
何とかリカバリーできたらな!なんて思っています。
ヒロナリさんの三突楽しみにしておりますので、
また見せてください。
では、これからもよろしくお願いいたします。
缶スプレー
缶スプレーの一番多い失敗は液ダレですが、次によくあったのが、大きな飛沫の飛び散りです。
ノズルが汚れてて出が悪く、急にシュッと出たときや、ガスが少なくなって出が悪いときなど、塗料の大きな飛沫がベタベタッと飛んで、モデルを汚してしまいます。
その上から塗装しても、飛沫が飛んだ部分だけ盛り上がって見苦しいのです。
それでもタミヤのスプレーワークを買うまでは、缶スプレーに頼らざるを得なかったので、使い続けたのですが、なかなか上達せずよく失敗しました。そんなわけで、今でも缶スプレーは苦手です。
Ⅲ突ですか?ハイ、停滞してます。(笑)

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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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