ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

不定期連載ノスタルジックプラモデル 41

Category: ノスタルジックプラモデル  
メーカー不明 たぶん1/24 ニッサンスカイライン

ヒロナリ君の通ってた小学校では、5年生になると
毎週木曜日の6時間目はクラブの時間でした。
クラブといっても中学高校の部活みたいな本格的なものではなく、
週1回、5年生6年生の2学年合同でゆるめの活動をするものです。
図工が得意なヒロナリ君は、工芸クラブに入りました。

工芸クラブで最初に作ったものは、なんとプラモデルでした。
先生も子供たちに何を作らせたら良いか手探りだったのか、
とりあえず手軽に作れるので、
プラモデルを選んだのじゃないかと思います。
なんにせよ、プラモデルなんか学校に持っていけないはずなのに、
堂々と学校でプラモデルが作れるので、ヒロナリ君は大喜びでした。

お題は、自動車。
車種は自由に選べたのか、全員同じものだったのか
憶えていませんが、先生が段ボール箱の中からみんなに
ひとつづつキットを配ってくれ、ヒロナリ君が作ったのは
ニッサンスカイライン、いわゆる箱スカってやつでした。

ヒロナリ君は戦車や飛行機、軍艦の名前は詳しかったのですが、
車にはとんと興味がわきませんでした。
カローラとクラウンの区別もつきません。
消防車や、空港の牽引車といった特殊車両はかっこいいと
思うのですが、街を走っている乗用車はみんな同じに見え、
魅力を感じないのです。
(戦車に興味が無い人には、戦車なんてみんな同じに
見えるでしょうが)
そんなわけでスカイラインには何の思い入れもありませんが、
教室で堂々とプラモデルを作るという行為自体が、
タブーを破ってるみたいで、ワクワクするような体験でした。

キットは、モーター走行するものでしたが、その頃には
ヒロナリ君もモーターライズキットも作れるようになっていました。
その時間中に完成しなかったら、家で作ってきて、
来週持ってくるということになりました。

ヒロナリ君は完成させただけでなく、言われもしないのに
色まで塗りました。
ルーフを黒、ドアとボンネットを赤、その上に黄色の丸を描いて、
カーナンバーを描きいれ、レースカー風にしたのです。
もちろん、筆塗りの手描きなので、色はムラムラ、
ラインはヨレヨレでしたが、派手な配色とあいまって、
子供らしい元気で楽しい一台に仕上がりました。

次の週持って行ったら、色を塗ったのはヒロナリ君だけだったので、
抜群に目立ち、先生もほめてくれました。
今日は完成したプラモデルに電池を入れ、みんなで走らせるのです。

掃除のときみたいに、机と椅子を教室の後ろへやって
スペースを作ると、みんなそれぞれに作ってきた模型の車を
一斉に走らせました。
どれもステアリング機構がついていたので、大きな円を描いて
20台ほどの車が一斉に走るのはとても壮観でした。
男の子も女の子も目を輝かせて、自分の車を追ってます。
そのうち、接触事故を起こすものが出てきて、バンパーやミラーが
取れるものが続出し始めました。
こうなると今度はぶつけることが楽しくなり、パーツが取れるのも
お構いなしに、わざと人の車にぶつけあいました。

こうしてその日の教室は、飛び散るバンパーやタイヤとともに、
ヒロナリ君たちの歓声と笑い声に包まれたのでした。

スポンサーサイト

Comments


« »

08 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

自動RSS表示機能付きリンク
リンク上にマウスを乗せると、リンク先の最新記事とサムネイル画像を表示した吹き出しが出現します。 そのままクリックすると、リンク先に飛びます。
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
ブログ内検索
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。