ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

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不定期連載ノスタルジックプラモデル 45

Category: ノスタルジックプラモデル  
タミヤ 1/100 シコルスキーSH-3シーキング

シーキングは、アメリカ海軍の大型ヘリコプターです。
タミヤのミニジェットシリーズから出たシーキングは、
その大きな機体がデザイン的にややダサく感じられましたが、
独特の魅力を持ったヘリコプターでした。

キットには3種類のデカールがついていて、ヒロナリ君が選択した
アメリカ海軍機は、太平洋上に着水したアポロ宇宙船の乗員を
回収した機体です。

1969年7月20日、(もう41年も前の話です)
人類は初めて月に降り立ちました。
その日のことは、ぼんやり記憶にあります。
着陸の瞬間はテレビ中継され、ヒロナリ君の家では畳の居間に
ズラリと布団を敷いて、両親と二人の妹と、夜遅くまで
テレビを見ていました。
テレビの映像は記憶にありませんが、電気を消した暗い部屋と、
白黒テレビの明かりだけが記憶の映像に残っています。

アポロが持ち帰った月の石は、翌70年に開催された大阪万国博の
アメリカ館の目玉展示物になりました。
ヒロナリ君も万博に連れて行ってもらったのですが、両親は
何時間も待たねばならない人気パビリオンには連れて行ってくれず、
地方自治体館とか、モルモン教館といった地味なパビリオン(笑)しか
行かなかったので、ついに月の石を見ることはありませんでした。

余談ですが、高校時代の友人S君は、三波春夫が歌う
「世界の国からこんにちは」に洗脳されて、万博会場で
行きかう見知らぬ人たちに誰彼かまわず、
「こんにちは。」「こんにちは。」と大声で挨拶し、
両親に「恥ずかしいからやめろ」と、止められたそうです。(笑)

話がかなりずれました。
タミヤのシーキングです。

ヒロナリ君はこのキットで初めて飛行機に(ヘリコプターだけど)
色を塗りました。
アメリカ海軍の塗装は、上半分が白、下半分がガルグレーです。
キットの成型色はグレーだったので、下半分は成型色を生かして
色は塗らず、上半分の白だけ塗るという、たいへんエコな
塗り方を行いました。

レベルカラーの白で塗るのですが、もちろんマスキングなどという
概念はまだないので、フリーハンドの筆塗りです。
当然、ラインはよれよれ、塗膜はムラムラ、ひどいものでしたが、
デカールを貼ると、塗装のアラがいくぶん緩和され、
少し離して見ると、けっこうそれらしくなりました。

しかし、どうにも難しいのが、キャノピーの枠です。
ヒロナリ君の筆は面相筆などという立派なものではなく、
1本50円の、先がボサボサに割れたようなシロモノでした。
どんなにがんばっても、あの細い枠をはみ出さずに
うまく塗ることは出来ません。
説明書やパンフレットの完成写真は、どうやって塗ったんだろうと
不思議に思ったもんです。

お粗末な塗装ながらも、シーキングはそれなりにカッコよく
仕上がりました。
しかし、その後悲劇は訪れます。(またかい!)

初めて手にしたタミヤニュースの「これだけは作ろう」のページに、
シーキングの作例が載っていました。
その中に、地上姿勢の場合はローターを下方に少したわませると
実機の感じがいっそう出てきますと、ありました。
ヘリコプターのローターは、止まっているときは
自重で垂れ下がるということを、このとき初めて知りました。
さっそくやってみようと思いましたが、残念ながらやり方までは
説明してありませんでした。

当時ヒロナリ君はタミヤのパンフレットなどを見て、
兵隊人形の改造に手を出していました。
人形のひじを曲げるときは、V字の切込みを入れて、
蚊取り線香の火を近づけてプラスチックを軟らかくして曲げます。
プラスチックを曲げるなら蚊取り線香という頭があったので、
何のためらいもなく、ローターを蚊取り線香の火に近づけました。
すると、なんたること!
全体に弧を描くように曲がるのではなく、ある一部分だけが急激に
ふにゃふにゃになり、タランと90度垂れ下がってしまいました!
あわわわわわわわわ。
あわてて、もとに戻したのですが、軟らかくなった部分だけが
変形したまま硬化してしまい、どうにも修正しようが
なくなってしまいました。
とほほほほほほ。

後で思えば、折れないように気をつけて、
指でしごいてやればよかったのです。
嘆いてみても後の祭り。
せっかく初めて色を塗ったシーキングも、よく目立つ部分に
拭い去ることの出来ない汚点を残してしまったのでした。
ちゃんちゃん。

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Comments

キャノピー
ヒロナリさん!こんにちは(*^。^*)
面白く記事を拝見いたしました。
ヒロナリさんの作られたアメリカ海軍機(ヘリコプター)
どんな感じの仕上がりだったのか見てみたかったです。
私もかつて一度だけゼロ戦を作った事があるのですが、
キャノピーのラインが描けなくて・・・
最終的には主人に油性マジックで書いてもらい誤魔化して仕上げました。それから飛行機はトラウマで・・・作っていません。
プロペラのお話も今では面白く拝見できますが、
その当時のヒロナリさんの気持ちを考えると・・・
どれだけのショックだったろうと思います。
せっかく仕上がりカッコよくしようとしたのに・・・
私も失敗の経験が多々あるので思い出しながら読ませていただきました。またノスタルジーな記事、楽しみにしています。
ところで報告があります。
私の製作しておりました「ヨーロッパ調の家」やっと出来上がりました。ヒロナリさんの様には素敵に出来てはいませんが、
私なりには頑張りました。
またご感想を聞かせていただけたらと思います。
では、これからもよろしくお願いいたします。
キャノピーは難しい
そうですか、ゼロ戦ですか。あれは枠が多くて大変ですね。
マスキングテープやマスキングゾルを使うようになっても、ちょっとした隙間から塗料が吹き込んだりして、よく失敗しました。また、クリアパーツは触っているうちに、手の脂や小さな傷がついて曇ったりします。コンパウンドで磨いてもうまく回復しなかったりして、本当にクリアパーツは取り扱いが難しいです。
それでも僕は飛行機も好きなので、最近は作ってませんが、以前は飛行機もよく作りました。ストックも少しはあるので、そのうち作ってみたいと思ってます。

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プロフィール

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Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
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