ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

M42ダスターを36年ぶりに作ってみると 6

Category: M42ダスター  
戦車のウェザリングで、凹部にスミ入れ、
凸部にハイライトを入れる、一昔前主流だった方法は、
当時からおじさん疑問を感じておっての。
精密感があって、きれいな仕上がりなんやけど、
なんやら置物みたいで、本物をそのまま縮小したような
リアルさは感じられんでの。

本物のブルドーザーなんかの汚れ方を見ると
かぶったホコリが雨に流され凹部に白っぽくたまり、
凸部ほどペンキがはげ、錆びてこげ茶っぽくなってて、
その頃のウェザリングのセオリーとは、逆なんだわ。

で、おじさんのウェザリングの第一段階は、
ホコリ&泥汚れです。
使うのは、本物の土!
場所がヨーロッパなら、田んぼの土、
今回のようにヴェトナムなら赤土を使うとります。

おじさん、小さな石材会社の社長なんやけど、
以前仕入れた原石にこびりついとった赤土が、
ええ感じやったんで、保存しといたんやわ。

画像 117
これを水で溶いて、上澄みを使い古しの筆で、
車体にまんべんなく塗ります。
足回りには、ドロドロの土を塗りたくります。
乾くと、自然に隅のほうにホコリがたまった感じになります。

画像 56
ホコリのたまり具合がオーバースケールに感じられたら、
綿棒で払います。
土は予想外に定着性が良く、濡らした綿棒で拭いても、
完全に拭き取ることは出来ません。
おそらく、つや消しの塗装面の凸凹に
土の粒子が入り込んで取れなくなるからだと思われます。

ただし、この方法は、基本塗装がラッカー系では出来ません。
一度試したんですが、ラッカー系は油分が多いのか、
水をはじいて、水玉が出来てしまいます。
タミヤアクリルなら、水はシンナーのようにのびてくれます。

画像 57
サビは、パステルの粉末を
アクリルシンナーで溶いて描き込みます。
二人のクルーとプレイボーイは、バーリンデン製。

画像 51
ヘルメットのマイクは、ロイヤルモデルのエッチング。
昔、静岡のレインボーテンで見つけました。
現用とヴェトナム用があり、どっちを買おうか迷ったけど、
両方買っといてよかった!
立ってるほうのクルーは、腕や胸を
毛むくじゃらにしてみました。
今気がついた!
ドッグタグを作ればよかった!

画像 50
車体にかかっている小さなシートは、
デカールがマークソフターでゆがんでしまったのを
隠すためです。
(言わにゃ分からんのに)
飾り台を作って、めでたく完成しましたあ。



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Comments

毛むくじゃら
毛むくじゃらにはウケました!
こんな表現見たことない!
車体の汚しも含めてオリジナリティの高い手法で参考になりました。
ところでヒロナリさんはSHiGEさんとお知り合いなので?
アグアリングとどんな関係が?
ご存知でしたかアグアリング
マルタケインターナショナルのSHiGEさんこと、竹内繁人さんに初めてお会いしたのは、1999年の中京AFVの会ででした。僕はこういう会に参加するのが初めてで、とても興奮していたのを憶えています。

そのとき、メルカバのディオラマやドラゴンのイスラエルパラトルーパーを出品されてたのが竹内さんでした。その作品の素晴らしさに、どういう方か知らずに声をかけ、親しくお話させていただきました。ちなみに、竹内さんは大賞を受賞され、僕はAM賞をいただきました。AM1999年12月号117ページに、僕の作品も掲載されています。

そのとき、僕は何点も作品を持って行ったのですが、その中のひとつにシェリダンの湾岸仕様がありました。現地で行われた応急迷彩を、水で溶いたトノ粉で表現したのですが、竹内さんは、とても感心してくださいました。2年ほど前、僕もインターネットを始め、たわむれに、僕の本名渡辺太至で検索してみたら、思いがけずマルタケインターナショナルがヒットしました。何だろうと思い見てみると、あのシェリダンの技法をヒントに新しい技法を編み出され、アグアリングと命名されたとのこと。毎年、中京AFVの会でお会いしているにもかかわらず、そんなこととはつゆ知らず、あの竹内さんの技法の生みの親になっていたとは、大変光栄に思った次第です。一度、竹内さんに、イスラエルから絵葉書をいただいたこともあります。以来、毎年年賀状の交換は欠かしておりません。

以上、僕と竹内さんの交友関係についてでした。
そうだったのですか
SHiGEさんっていう方は職業、漁師とうたわれているのにいろんなことをされている興味深い方だなあと思っていました。
世の中、どこにどんなつながりがあるかわかりませんね。
ヒロナリさんもAM賞をもらったことがあるなんて!ますます、すごいじゃないですか!
いや、それほどでも
とかいいながら、ちょっと自慢しちゃいます。
僕の受賞歴は、中京AFVの会で、情景部門金賞2回、AM賞2回、キヤコンで銅賞1回、銀賞1回です。
ああいうコンテストに参加するのは、楽しいですね。人間誰でも、認められるというのはうれしいもので、これだけすばらしい作品がある中で、自分の作品が金賞に選ばれると、本当に誇らしく励みになります。
また、そこで出会う他のモデラーの方とお話しするのも、楽しいものです。山田卓司さんや金子辰也さんといった有名人の方とじかにお話したり、竹内繁人さんのように、知らずに声をかけたら、模型誌で活躍する有名モデラーでビックリしたりと、楽しい出会いがあります。
これらの受賞作品は、このブログでおいおい紹介していくつもりです。

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プロフィール

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Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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