ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

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不定期連載ノスタルジックプラモデル 53

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スクラッチビルド 1/35 ヴェスペ

ここしばらく、お芝居や仕事が忙しく、信号所の製作が
ストップしています。
場つなぎに、初めてのスクラッチビルドの話を。

タミヤニュース34号の「これだけは作ろう」のページに、
Ⅱ号戦車からヴェスペに改造する記事が載ったのは、
ヒロナリ君6年生の夏でした。

完成写真を一目見て、そのスタイルに目を奪われました。
カッコいい!
ヴェスペなどという車両の存在も知らなければ、
戦車と自走砲の違いも分からないヒロナリ君でしたが、
そのフォルムはヒロナリ君の好みのツボをいたく刺激しました。

当時のヒロナリ君の美意識では、戦車の砲塔は
なるべく後にあったほうがカッコよかったのです。
だからシャーマンやT-34は不恰好に見えました。
例えば、車ならフェアレディZ、飛行機ならコルセアのように
車体後部にボリュームがあるものが好きなのでした。
その基準でいくと、ヴェスペはまさにストライクど真ん中でした。

しかし、これは組み立てキットではなくⅡ号戦車の車体上部を
切り取って、プラバンを使って自分で戦闘室を
作らなければなりません。
ヒロナリ君はひとつの車両を別の車両に改造するなんて
やったことありませんが、果敢にも挑戦することにしました。

こんな面倒な工作、今やれと言われたら尻込みしてしまいますが、
当時は怖いもの知らずだったんですねえ。

ベースとなるⅡ号戦車はすでに持っていたので、
新しく買わずにすみました。
そのかわり、その頃発売されたばかりのプラバンを買ってきました。
0.3ミリ、0.5ミリ、1.2ミリの5枚組みで150円でした。
BMWサイドカーが200円、ウォーターラインシリーズの
駆逐艦が100円なのに、ただのペラペラのプラスチックの板が
なんでこんなにするんだろうと思ったものです。

Ⅱ号戦車は作ってからだいぶ遊んだので、改造のベースに
するのには、ためらいはありませんでした。

まずは車体の上部構造を、フェンダーを残してカットします。
これがかなり大変。
工具といえば、爪切りとオルファカッターしか持っていないので、
なかなかうまくカットできません。
切り口もボロボロですが、ヤスリも持ってないので、そのままです。
何度も指を切りそうになりながら、どうにかカットできました。

次に、0.5ミリのプラバンで、車体上部を作ります。
タミヤニュースに載っている展開図をもとに、
プラバンに鉛筆で各装甲板を作図します。
ただ、書かれている寸法は仕上がり寸法なので、大きめに切って
組み立てながら寸法を合わせろという指示なのですが、
そんな面倒なことはせず、書かれている寸法そのままのサイズで
切り出しました。

各装甲板を接着するのですが、小口どうしで接着しようとすると、
接着面積があまりに狭く、形にしにくいったらありゃしない。
見えないところに補強材を入れるという知恵は無く、
(どちらにしてもプラ棒はまだ発売されてません)
かなりてこずりました。

特に難しいのが、ルーバーです。
窓のブラインドのようなものを作るのですが、細切りのプラバンの
両端は接着面積が狭すぎて、面ではなく点で接着しているので
接着剤が固まる前にポロポロ取れてしまい、苦労しました。

それでも何とか車体上部はカタチになりました。
砲身は他のキットから流用しろという指示なので、
遊び倒して壊れかけのM36バッファローから持ってきました。
それを支える砲架はM42ダスターのものです。
え?アメリカ軍の戦車のパーツを、ドイツ軍の自走砲に
使っていいの?
小学生だったヒロナリ君も、さすがに少し疑問に思ったのですが、
そういう指示だったので、あまり深く追及せず、
これまた壊れかけのダスターの砲塔をバラし始めたのでした。

最後に装甲板で囲って、工作は終了。
出来上がったヴェスペは、Ⅱ号戦車のダークイエロー、
M36やM42のオリーブドラブ、プラバンの白と、
とてもカラフルで、いかにもいろんな素材から作りました
といった感じがして、なんだか自分がいっぱしのモデラーに
なった気がして、こそばゆいような満足感がありました。

さて、塗装はタミヤのタンクカラーを使いました。
ダークイエローをシュッとひと吹き。
転輪のゴムを塗り分け、余っていたドイツ戦車の
デカールを貼って完成です。

苦労して完成させた達成感と、キットになっていない車両を
所有している満足感を味わいました。
ただ、自分でもプラバン細工の精度の低さは自覚していて、
メーカー純正キットのような精密感は、ありませんでした。
だから、点をつけるなら、65点ってとこでしょうか。

あれから40年。
今ではタミヤからヴェスペもキット化され、精密な完成品を
手軽に手にすることができます。
おじさんもヴェスペは買いましたが、まだ作ってはいません。
そのうち、リターンマッチしますから。

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プロフィール

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Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
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