ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

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美濃の蘭学事はじめ―江馬蘭斎伝― 4

Category: 演劇  
エミ

エミはこの芝居に一緒に参加している高校時代の演劇部仲間です。
コイツは根っからの芝居バカで、芝居が好きで好きで仕方なく、
市民創作劇には欠かせない一人です。

エミに初めて会ったのは、1976年、ヒロナリ君高校1年生の春でした。
たまたま同じクラスになり、たまたま部活も同じ演劇部でした。
エミは活発で物怖じせず人懐こい性格で、クラスでも部活でも目立っていました。
ヒロナリ君は学校の勉強にはムラがありましたが、リーダーシップを取るタイプで、
学園ドラマの森田健作のような高校生でした。
(あんなにカッコよくはありませんが)
エミは男子に対しても、俺お前的な対等なしゃべり方をする奴で、あまり異性を感じさせず、
なんだか男友達の一人みたいな感じでした。

芝居に対しても天性の素質みたいなものを持ってました。
声も大きく、「演じる」ということを全く自然にやっていました。
理屈じゃなく感性で役の人物になりきるタイプですね。

男勝りで、いわゆる女の子らしさをあまり感じさせないので、
一見精神的にもタフなように見えますが、
実は結構ナイーブで傷つきやすい面も持っていたようです。

そのせいか、2年生の後半からちょっとグレてた時期がありました。
あんなに好きだった部活にもあまり来なくなり、ヒロナリ君はちょっと気になっていました。
それでもたまに顔を見ると、いつものように明るくバカ話をしてました。

ヒロナリ君はお昼の弁当をよく部室で食べてましたが、3年生になったある日
ふらりとエミが部室にやって来ました。
初めは他愛もない世間話をしてましたが、ヒロナリ君は思い切って
「最近、お前どうしたんだよ、良くねーぞ。」
と、気になってたことを切り出しました。
エミは怒ったように、
「そんなん、あんたに関係ねえやろ。」
と言い返しました。
ヒロナリ君もムッとして、さらに言い返し、お互いに一気に熱くなって
ケンカ腰になってしまいました。
どういう内容をしゃべっていたかはもう憶えていませんが、お互い真剣に本音をぶつけ合い
「本当」の話をしました。

気がつくと、5時間目のチャイムが鳴りはじめました。
でも、二人ともしゃべり足りません。
せっかく「本当」の話をしているのに、授業が始まるから打ち切りってのは、
お互い消化不良になりそうです。
幸いヒロナリ君の5時間目は、演劇部顧問の先生の授業でした。
「おう、5時間目サボろーぜ。オレ、次、万さんの授業やで後で謝っときゃええで。」
「ええよ、ウチも次はノダマの授業やで大丈夫やわ。」
こうして5時間目が終わるまで、部室でずっと話し込みました。
部活のこと、恋愛のこと、家のこと、お互い思ってること、相手に言いたいこと、
ときにキレそうになりながらも、本当に真剣に肚を割って話し合いました。

5時間目が終わるころ、なんとなく二人ともすっきりした気分になっていました。
話したからといって、何かが解決したわけじゃありません。
何も解決してないけれど、お互い譲れない部分はあるけれど、
それでも、相手を理解しあえたんじゃないかと思います。

それからしばらくして、エミは徐々に部活に来るようになり、
一緒に3年生の秋まで芝居を続けました。

卒業してから、エミは岐阜市の劇団はぐるまに入り、
ヒロナリ君は26歳の時、草演舎というアマチュア劇団を立ち上げました。
今は二人とも劇団からは離れていますが、大垣市の市民創作劇には1996年の
第1回から欠かさず参加しています。
もう、腐れ縁ですね。

今回の芝居ではエミとからむシーンはありませんが、練習中おじさんの相手役が休んだ時、
よくエミが代役を務めてくれました。
やりやすいんだな、これが。
奴はうまいので、こちらがやってほしいと思うようにやってくれるし、
こちらの思いと違っても、そこはあうんの呼吸で、臨機応変にお互いが動けます。
うまい人が相手をしてくれると、こちらもとてもやりやすく、
芝居を深めることができます。

さあ、いよいよ明日は本番です。
こんだけ持ち上げたんだから、頼むぜ相棒!

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テーマ : 演劇    ジャンル : 学問・文化・芸術

Comments

エミです.....何だか「桐島、部活やめるって」思い出した。
懐かしいな......
でも同級生っていいよね。
ヒロナリ、デカ橋がいてくれると安心する。
今回も随分助けられた  アリガトウ
ついでにこれからも ヨロシク

日常生活は不良なのに
芝居に対しては何故だか真面目になってしまうのよぉ〜
そうだねえ
たしかに演劇部での3年間は、ドラマチックだったよな。
あんたと5時間目をサボった一件も、小説やドラマみたいだったし、
それを言ったら、高校生活みんなドラマみたいだったな。
あの3年間があったから、今でもこうして他のみんなとの仲間付き合いできるっていいよな。

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プロフィール

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Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

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http://bravo-1.wix.com/home

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