できました!さあ、上部のパーツができたので、組み立てていきます。

まずは背板と側板をきちんと直角を出して接着して、これを基準に棚板を接着していきます。

だいたい形ができました。
全部接着してしまうと内部の塗装がしにくいので、天板とフェイスフレームはまだ接着しません。
この時点で最後に残ったガラス扉のパーツを切り出し、一緒に塗装してしまいます。

これがガラス扉のパーツです。
枠を先に接着して、ガラスを表現するための塩ビ板を切り出しておきます。
桟は細長いパーツを何本も切り出して、先に塗装して裏に両面テープを貼ります。

塩ビ板が動かないようカッティングボードにテープで留めて、両面テープを貼った桟を接着します。

桟はあらかじめカットするのではなく、貼ってから塩ビ板に合わせてカットしたほうが作業もしやすく
大きさも正確に切り出せます。

そしてガラスを枠に接着します。
塩ビ板に接着剤がはみ出すと汚れが目立つので、桟の部分にほんのちょっと接着剤をつけます。

困ったのが蝶番です。
動くように自作するのはあまりに難しいので、ドールハウスのパーツを利用することにしました。
4組で520円。8組使うので1040円。
高いといえば高いのですが、大量に売れる商品ではありませんし、
これだけ細かな加工がしてあるので、逆に安いのかもしれません。
それよりネットショップで買ったので送料と代引き手数料が1000円以上かかってしまい、
本体の材料費より高くついてしまいました。

見てください、この小ささ。
小さいほうの釘は長さ3ミリ、太さ0.5~0.6ミリってとこでしょうか。
さらに抜けにくくするためにネジが切ってあります。
すごいなあ、どうやって加工するんだろ、こんなの。
ネットショップのHPの説明では、二つの蝶番のパーツを組合わせて長いほうの釘を差し込んで、
はみ出た部分をニッパーでカットするとありましたが、初めから細い真鍮線が通してありました。
ところがパーツが小さすぎてキツキツで、可動しません。
オイルをさしてみましたが、まったく効果が無いので、仕方なく扉の可動はあきらめて、
接着固定としました。

フェイスフレームにガラス扉を接着して、蝶番を取り付けます。
動かすことはできませんが精密感は出ました。
これを本体に接着して先に作っておいた下半分と接着すると、いよいよ完成です。



いかがでしょう、本物に見えませんか。
もっと多くの完成写真を建築模型オフィスブラボーワンのHPに掲載していますので、
こちらもご覧ください。
http://bravo-1.wix.com/home#!gallery/c1kj8これで
家具模型を作る自信が持てました。
でも、椅子のような3次曲面があるものはどう作ったらいいんだろう。
まあいいや、その時また考えましょう。
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