ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

1/1高機動車は本物に見えるか? 4

Category: 高機動車  
高機動車の構造を紹介しましょう。
これらの写真は、公演終了後、撤収作業
(バラシといいます)のときのものです。

画像 155
メインフレームは、ホームセンターで売っている
パイプとジョイントで構成されてます。
ステアリングは、左に切った状態で固定。

画像 134

タイヤは、タイヤショップで安売りしていたハンパ物。
トレッドパターンが、実車とまるで違いますが、
そんなこと誰も気にしません。

画像 152
木の骨組みに、10ミリのコンパネで作られた
パーツを取り付けていきます。
分解、組み立てにはちゃんとした順序があります。
インパクトドライバーを使って木ネジで固定するのですが、
何度も分解組み立てを繰り返すと、穴がグダグダになってきて、
本番中、ドアが外れそうになり、あわてました(笑)

画像 148
ネットで探した実車の4面図を、業務用のプリンタで
実物大でプリントアウトしたものを型紙にして、パーツを
切り出しているので、サイズやプロポーションは完璧です。

画像 142
これはあくまで「大道具」なので、
客席から見えない右側面は作ってありません。
このコンパネ製のボディの上にスタイロフォームを貼って、
プレス加工の凸凹を表現しています。
ここでプラモデルなら、
表面処理のためサーフェイサーを吹くところですが、
水で薄めた糊で、新聞紙を貼ります。
プロの劇団ならそれ専用の紙を貼るのですが、
男は黙って新聞紙!
男は黙って新聞紙!
お金が無いんだようー。

画像 102
サイドミラーや、ハンドル、シートなどは、
解体屋でもらってきたトラックのパーツです。
その割にワイパーは、単なる木の棒を組み合わせただけ(笑)
ウインカーは、何かの食品の入れ物にオレンジ色を塗ったもの。
やっぱり、お金が無いんだようー。

画像 120
もちろん人も乗れます。
6~7人乗ってもビクともしません。
動力は無いので、登場するときは、舞台の袖からスタッフが、
えいやっ!と押し出して、惰性で走ります。
車体後部にロープをつないでおいて、
あらかじめ決められた位置に来ると、ロープがピンと張り止ります。
退場するときは、ドライバーがバックする演技をしながら、
スタッフがロープを引っ張ります。
あと、ヘッドライトが点灯します。
スモークを焚いた中でライトをつけると、すっごくカッコイイ!!

P1200034.jpg
おまけ。
国枝陸士長役のしのぶちゃんです。
誰や、そこで「萌えー」とかゆうとる奴は!
あ、俺か。
ヘルメットも作りました。
原型をこしらえて、石膏で型どり、グラスファイバーで量産しました。
89式小銃は、おじさんが高校のとき買った、
MGC製の金属製モデルガンM16を改造したものです。
しつこいけど、お金が無いんだようー。

さて、今回のテーマ、
「1/1で作られた模型は多少不正確でも、
正確に作られた縮小模型より本物に見えるか」
ということですが、舞台上では、充分本物に見えていました。
お客さんの中には、あれは自衛隊から借りたものだと
思っている方もみえました。
自衛隊は貸してくれません、こんなモノ(笑)
写真を通してご覧になった皆さんには、どう見えたでしょうか。
感想をお待ちしています。

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Comments

実物大という意味で
コメント遅れてしまいました。
高機動車は、実物大の本物に見えます。
(とてもコンパネでできているとは思いません!)

ミニチュアか実物大かという「大きさの比較」において
これの写真をミニチュアと断言する人は皆無だと思います。
実物大でしか表現できないシャープなラインが表れていると思うからです。

もうひとつの比較、「実物かフェイクか」という点では、遠目には本物に見えますよね。
タイヤ、バックミラーなどは本物を使ってありますしヒロナリさんのウエザリングも入ってますから(笑)。
細かい形状などはよほどのマニアでないかぎり頭に入っている人はいないでしょうし。

するとわれわれのようなミニチュアモデラーは、つねに「スケールの壁」と闘っているということになりますね。
ディテールの形状に正確性を求めることよりも先行して「小さなものを大きく見せる」ことが、本物に見せるためには、ものすごく重要なことなんですね。


小さなものを大きく見せる
これが難しいことなんですよねえ。
1/35の模型は、絞りや露光、ライティングをいろいろ工夫しても、本物の大きさはなかなか出せませんが、1/1高機動車は、何も考えず漫然とシャッターを切っても、自然と大きさを感じさせます。
今のところ、おじさんが考える模型を本物に見せる比較的有効な方法は、1/16くらいの大きなものを自然光で撮るってとこです。

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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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