ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

不定期連載 ノスタルジックプラモデル 6

Category: ノスタルジックプラモデル  
マルサン 1/50F-104Jスターファイター

おじさんにとって61式中戦車が戦車の原点なら、
スターファイターは、ジェット戦闘機の原点です。

子供の頃、岐阜の田舎町、池田町にも映画館がありました。
文芸大作から、洋画、B級アクション、クレイジーキャッツ、
ロマンポルノ、夏休みには怪獣映画と何でもござれの
池田町の娯楽の殿堂とも言える映画館でした。
そこで観たのが、「ジェットF104脱出せよ」という映画でした。
航空自衛隊のパイロット候補生が、プロペラ練習機から、
ジェット練習機を経て、やがて憧れのスターファイターパイロットに
なるまでの物語でした。

映画のクライマックスは、操縦不能に陥ったF-104からの
緊急脱出でしたが、航空自衛隊の最新鋭戦闘機が、
お話の最後に墜落するというとほほな展開に、
よく防衛庁が協力したもんだと思います。
あと、印象的だったのは、主人公たちがプロペラ練習機に
乗っていたとき、航空ヘルメットではなく、戦時中の飛行士のような
耳当ての付いた飛行帽をかぶっていたことです。
戦後20年以上経っているのに、本当にあんな古めかしい
飛行帽をかぶっていたんでしょうか?

キットを買ってもらったのは、お祭りの屋台ででした。
実家のすぐ近所に天神さんという神社があり、
春と秋のお祭りが楽しみでした。
買ってもらうと、外から聞こえてくる、お祭りのさざめきをよそに、
一気に組み立ててしまいました、

とにかくデカかった事を憶えています。
スケールは1/50ですが、子供だったので、
大人になってからの1/32くらいに感じました。
このキットの凄いところは、エンジンまでパーツ化され、
完成後も機体後部を取り外すと、エンジンが見られることでした。
ところが、セメダインでベタベタにくっつけてしまうので、
うまく取り外すことが出来ませんでした。

それでも、そんな些細なことはどうでもよく、
マルヨン(飛行機モデラーはこう呼ぶらしい)のかっこよさに
酔いしれました。
シルバーに輝く鉛筆のようにスマートな機体、垂直尾翼の上に
位置する水平尾翼、小さな主翼の翼端につく大きな増槽。
(当時はこの増槽を、ミサイルだとばっかり思い込んでおりましたが)
機体そのものが、SF映画に出てくるロケットのようなスタイルは、
さすが最後の有人戦闘機といわれるだけのことはありました。

しかし、本当にこの機体は日の丸が似合いますねえ。
怪獣映画にもたびたび登場し、自衛隊塗装が
あまりにもなじんでしまっていたので、後年、
星のマークをつけた本家アメリカ空軍のスターファイターを見たとき、
なんだか、ニセモノっぽく感じたものです。
刷り込みって、恐ろしいですね。

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プロフィール

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Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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