ヒロナリさんのモケーな日々

ミリタリー系のプラモ、フィギュア、ディオラマの製作過程を紹介します。写真をクリックすると大きな画像が見られます。

M109パラディン自走砲 10

Category: M109パラディン自走砲   Tagged: M109パラディン自走砲  
細部の塗装だよ

M109パラディン自走砲も車体はあらかた出来てきたので、細かなものを仕上げていきましょうか。
まずはキャタピラから。

M109パラディン自走砲 キャタピラ塗装

適当に調色したグレーを全体に吹きます。
巷には履帯専用色などが売られていますが、どうせウェザリングしたら仕上がりは大して
変わらないので、グレーだろうがブラックだろうが問題ないと思います。

次にサビを再現するため、パステルの粉末をアクリルシンナーで溶いたもので、
金属部分を塗り分けます。
これも塗り分けは神経質にならず、ゴムパッド部分を残すように、さっと流し込むように
塗ってやればOK。

M109パラディン自走砲 キャタピラ土汚れ

ここでクレオスのMr.ウェザリングペーストの出番です。
マッドホワイトをシンナーで薄く溶いて、洗うように塗ってやります。
これも初めて使いましたが、いいですねえ。
本当に泥水が乾いたような感じに仕上がります。

M109パラディン自走砲 キャタピラウェザリング

最後にメリハリをつけるため、ゴムパッドのエッジにタミヤのウェザリングマスター ライトサンドを
こすりつけて完成です。

M109パラディン自走砲 荷物塗装

砲塔に積み込まれた荷物を塗装します。
ディープグリーンに少しホワイトを加えた色で全体をエアブラシ。
次に、更にホワイトを加えて明るくした色を上面から吹いてやると、
自然に凹凸がはっきり浮き出してきます。
この後、スリーピングマットをグレー、ストラップをオリーブドラブで塗り分けます。

M109パラディン自走砲 積荷ウェザリング

乾いたら、タミヤのスミ入れ塗料ブラックをさっと一塗りすると、凹部に塗料がたまって、
モールドがくっきりします。
更に、ウェザリングマスターでエッジを軽くこすってやると、立体感が強調されます。

M109パラディン自走砲 車外装備品

はい、車外装備品塗り分け終了。
よく模型雑誌のハウツー記事で、装備品は全て車体に接着してしまい、車体色を塗装後
塗り分けるとありますが、あんなの絶対やりにくいと思います。
おじさんは、「別塗り最後に接着派」です。

M109パラディン自走砲 砲塔表面

ピンウォッシュというものを初めてやってみました。
さっきの荷物もそうですが、明暗を強調するのは本当にリアルかと疑問に感じ、
今までやったことなかったのですが、試しにやってみるとすごく面白い!

焦げ茶色のパステルの粉末をMr.ウェザリングカラーのシンナーで溶いて、パネルラインや
ボルトのふちに面相筆でちょんと触れてやると、塗料が凹部にさっと流れて
たちまち細部の形状がくっきり表れてきます。

M109パラディン自走砲 車体前部

ただ、これがリアルかというと今ひとつうなずけません。
でも模型としての見栄えは格段に上がるので、これはこれで一つの表現方法として
アリだと思います。

M109パラディン自走砲 ストラップ

積荷を固定するためのストラップを作ります。
マスキングテープにディープグリーン+グレーを吹いて、細長く切り出します。

M109パラディン自走砲 ストラップ取り付け

砲塔上面の弾薬箱に貼って、カッターでカットします。
本当なら留め金があるはずですが、面倒なので省略!

M109パラディン自走砲 カートン

レーションや飲み物のケースもこのストラップで固定します。
スプライトなどの飲み物のケースは、トランペッターのストライカーに付いていたおまけです。
というか、このおまけが欲しくてストライカーを買ったようなものです。(笑)
惜しむらくは、印刷がやや不鮮明です。
技術的には、もっとくっきり印刷できると思うのですが、なぜでしょうねえ?

M109パラディン自走砲 装備品積載

さあ、車体に装備品を接着していきます。
だんだんカラフルになっていき、楽しいですねえ!
では次回、完成した姿をお目にかけます。


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M109パラディン自走砲 9

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ヒロナリさんは忘れた頃にやってくる

みなさま、お久しぶりです。
なんと、今年やっと2回目の更新です。
笑えてくるね、我ながら。

パラディンもこのままお蔵入りするかと思われましたが、ところがどっこい、どうにか製作再開しました。

車体色のイエロー吹き

さて、前回基本色を吹いたのですが、このキットの指定色イエローFS33531という色、
なんだか白っぽくて気に入らないんです。
写真で見る現用アメリカ軍のサンド色はもっと黄色味が強いように思われます。

M109パラディン自走砲 塗り直し

なので、塗り直してみました。
使ったのは、イスラエル国防軍戦車色セットのTC19番です。
お、いい感じ。
おじさんのイメージ通りです。
厳密には実車と違うかもしれませんが、自分がいいと思えばいいんじゃないでしょうか。

M109パラディン自走砲 ロードホイール塗り分け

ロードホイールのゴムの塗り分けは、あらかじめ全体にフラットブラックを塗っておいて、
テンプレートでマスキングして車体色を吹きます。

M109パラディン自走砲 デカール

で、デカールを貼るのですが、ここで「ん?」となりました。
黒の車体番号に、イスラエル軍のマーキングのような白のシャドウらしきものが付いています。
デカールの台紙が白なので貼る前は気がつかなかったのですが、貼ってびっくりです。
アメリカ軍にもこんなマーキングがあるのか?
そんなの見たことないし、これは単に印刷の版ズレにも見えます。

M109パラディン自走砲 デカール貼り直し

もしかしたら本当にこんなマーキングがあるのかもしれませんが、自分としては気に入らないので、
ストックの中から、タミヤのブラッドレーのデカールを使うことにしました。
オリジナルの塗装例とは車番が違ってしまいますが、まあいいや、気にしません。

M109パラディン自走砲 デカール

でも、車番以外のデカールには白いシャドウはありません。
デカール自体はニスがとても薄く、車体に貼ると肉眼ではニスがほぼ確認できず、
まるで文字だけタンポ印刷したかのようで、とても良いデカールです。
ただし薄すぎて、マークソフターを使ったようにくしゃくしゃになりやすく、
取り扱いには注意が必要です。

M109パラディン自走砲 車体ウェザリング

さて、ここで初めてMr.ウェザリングカラーを使ってみました。
初めて使うので、おそるおそる手探りで作業を進めました。
使ったのはステインブラウン。
専用シンナーで薄めて、平筆で面ごとに塗っていきます。
水平面はわざとムラになるように、垂直面は汚れが上から下に流れるように
意識して塗っていきます。
コツをつかむまで慣れが必要ですが、慣れれば比較的簡単に塗装面に表情がつけられます。

M109パラディン自走砲 ウェザリング

ウェザリングをする前の砲塔を載せてみると、その差は歴然。
砲身基部のゴムカバーは、Mr.ウェザリングペーストのマッドホワイトをシンナーで薄めたもので
汚してみました。

M109パラディン自走砲 砲塔ウェザリング

砲塔もウェザリングして車体に載せました。
実車写真を見ると、車体側面砲塔リング周辺がひどく汚れているので、
汚しをきつめにかけてみました。

ここまで来れば、完成はもうすぐです。
あと、一踏ん張り!


M109パラディン自走砲 8

Category: M109パラディン自走砲  
明けましておめでとうございます

今年も始まってすでに6日目です。
このブログも放置している期間の方が長いですね。(笑)
今年の年賀状イラストのお題は、RSOです。
モデラーなら一目見れば分かると思いますが、
ドラゴンのボルスタッド氏のボックスアートが元ネタです。
年賀状イラスト2017


さて去年の7月からこっち、ずっと仕事が忙しく、パラディンちゃんもほったらかしのままでした。
10月頃車体色のイエローを吹いたのですが、ブログにアップする時間もとれず、
そのままになっていました。

ようやく一段落ついて、進行状況をお知らせします。
というか、新しいカメラを買ってその機能にびっくりしたので、
そっちを重点的にお知らせします。

ブラックアンドホワイト グレーを吹く

前回、サーフェイサーを吹いた上から、濃いグレーでシャドウ吹きをしました。
今回、明るいグレーを一番明るい部分と一番暗い部分を残すように吹きます。
前よりだいぶん落ち着きました。

次にパネルラインやエンジングリルなどに、タミヤのスミ入れ塗料で
スミ入れします。

車体色のイエロー吹き

この上からクレオスの313番を吹きました。

M109パラディン自走砲 砲塔

なるほど、メリハリのついた基本塗装になりました。
しかしながら、この313番という色、説明書の指定色なんですが、
なんかちょっと薄すぎる感じがします。
実車はもっとイエローが濃いように見えます。

うーん、どうするかなあ。
塗り直すか?
まあ、ちょっと置いといて、新しく買ったカメラのことをお伝えします。

オリンパスTG-4


こいつです。
オリンパス STYLUS TG-4
今まで使っていたソニーのサイバーショットのモニター画面が、
屋外ではとても見にくくなってしまったので、買い換えを考えました。
接写に強い機種をネットで調べて、こいつに決めました。

いやあ、いいですよコレ。
まだ買って間もないので機能を全部把握していませんが、使い切れないほど
いろんな機能が搭載されています。

特に気に入ったのは、深度合成です。
これは、カメラがピント位置をずらした複数枚の画像を撮影し、
それを合成した深度の深い画像が記録できるというものです。

M2重機関銃

このカメラは対象に1センチまで近づいて接写できますが、普通に接写すると
こんなふうに銃の中心部だけにピントが合って、銃口やグリップのあたりはぼやけてしまいます。

M2重機関銃

でも、この機能を使うと全体にピントが合った画像になります。
おや、グリップにゲートの跡が残ってますね。
こんなふうに作品のアラまで見えてしまい、痛し痒しです。(笑)

ブラッディメモリーズ

昔作ったノルマンディー上陸作戦を題材にしたビネットを撮影してみました。
これも深度合成機能を使うと、こうなります。↓

ブラッディメモリーズ

全体にピントが合ってます。
こいつぁあいいや!

もう一つ気に入ったのが、フィルター加工が出来ることです。

ブラッディメモリーズ

ドラマティックトーンと言うモードで撮影すると、色味の明暗が強調されて、
映画「プライベートライアン」みたいな感じになります。

ブラッディメモリーズ

どうです?
模型っぽさが消えて、文字通りドラマティックじゃないですか。

ブラッディメモリーズ

さらにラフモノクロームにすると、記録写真みたいです。

フォトショップなどの画像加工ソフトを使えば、もっと凝った加工も出来るんでしょうが、
カメラのシャッターを切るだけでこんな加工が出来るなんて
とっても楽しいです。

今年もなかなか模型は作れないかもしれませんが、皆様よろしくお願いいたします。


M109パラディン自走砲 7

Category: M109パラディン自走砲  
やっと塗装

本当は先日6月26日の池田迷作会の発表会までに完成させたかったのですが、案の定間に合わず、
それどころか仕事の納期に追われ、発表会も欠席してしまいました。
ああ、残念。

で、仕事が忙しくなる前にある程度進んでいたのをちょっとご紹介。

M109パラディン自走砲 荷物

早く塗装に入りたいのですが、その前に積荷を作っておきます。
レジン製のリアルな積荷も発売されていますが、ここはまあタミヤの現用車両装備品セットを
使いましょう。だって安いからね。

シートやアリスパックをいくつも砲塔後部に載せて、ああでない、こうでないと組み合わせを決めたら、
ひとかたまりに接着してしまいます。
この時、砲塔の小さなでっぱりに干渉する部分は、荷物の裏側を削ってなるべく荷物が
浮き上がらないようにします。

M109パラディン自走砲 荷物

砲塔サイドのラックにも荷物を載せて、さらにレーションやミネラルウォーターの箱も積み込みます。
ちなみにアリスパックのALICEって何の略だか知ってます?
All‐purpose Lightweight Individual Carrying Equipment
直訳すれば、多用途軽量個人携行装備とでもなりますか。

おじさん、昔アメリカ軍の放出品を集めてたことがありまして、アリスパックも持ってました。
これを背負ってキャンプに行ったりしてました。
アリスパックで感動したのはクイックリリースですね。
敵に襲われたとき素早く身軽になるため、ハーネスの胸のあたりにあるタブをちょいと引き上げると
金具が外れ、背負っていたアリスパックがストンと落下します。
いやあ、すごい機能だなあととても感心しました。

M109パラディン自走砲 吊り下げリング

それから、ここに注意。
この小さなリング、ちゃんとB18というパーツとして存在してますが、
説明図には書きもらしてあります。
ここに接着するのを忘れないように。
クリアパーツのグリ-ンはあらかじめ裏から塗装しておいて、車体色を吹く前に
マスキングしておきます。

M109パラディン自走砲 サーフェイサー塗布

さあ、いよいよ塗装です。
今回ねえ、前からやってみたかったブラック&ホワイト技法に挑戦してみます。
これはホセ・ルイス・ロペス氏が編み出した塗装法で、車体の明暗を白、黒、灰色で塗装してしまい、
その上から車体色を透けるように薄く吹いて、カラーモジュレーションのような効果を狙ったものです。
おじさんはいつもタミヤの水性アクリルを愛用していますが、仕事で使ってみたラッカー系のほうが
隠蔽力が弱く下地の色に左右されやすく感じて、ブラック&ホワイト技法には向いていそうなので、
今回はクレオスのラッカー系で塗装します。

まずは、サーフェイサーを吹きます。
下地の白塗装も兼ねて、タミヤの白いサーフェイサーを使いました。

M109パラディン自走砲 ゴム塗装

転輪のゴムの塗り分けを簡単に行うために、まず転輪をフラットブラックで塗ってしまいます。
ついでに、マズルブレーキも忘れないように。

M109パラディン自走砲 転輪塗り分け

製図用のテンプレートを当てて、さっとグレーを吹きます。
奥まった暗い部分は、わざと吹き残します。

M109パラディン自走砲 転輪

ほーら、カンタン。
こんなの1個1個筆で塗り分けていたら、気が遠くなります。

M109パラディン自走砲 前部

同じグレーで車体に明暗を付けていきます。
グレーを吹く部分はパネルラインと入り隅、そして車体の汚れを意識して上から下方向です。

M109パラディン自走砲 後部

とりあえず、今日はここまで。
この後、もうちょっと調子を付けていく予定です。


M109パラディン自走砲 6

Category: M109パラディン自走砲  
小物の工作だよ

このキットはとても精密なパーツで構成されています。

M109パラディン自走砲 パーツ変形

このパーツなど0.5ミリほどの細い手すりまで一体で成形されていますが、逆にその細さゆえ
変形してしまっています。

M109パラディン自走砲 手すり作り直し

ここは洋白線で作り直しましょう。

M109パラディン自走砲 アンテナ加工

これは針じゃありません。
アンテナです。
アンテナも洋白線で作りますが、やっぱりテーパーになってた方がいいので、
ヤスリとペーパーで削ってテーパーにします。

M109パラディン自走砲 アンテナキャップ

アメリカ軍の現用車両のアンテナの先っぽには、涙滴状のキャップが付いています。
これを再現するか、面倒だからやめるか迷いましたが、作ることにしました。
ランナーを火であぶって引き伸ばし、細くなり始めた根元でカットして、
あとはチマチマとヤスって丸めてやります。
なにしろ1ミリくらいの大きさなので、やりにくいったらありゃしない。

M109パラディン自走砲 アンテナ

細い方でカットして、穴をあけてアンテナの先端に接着します。
本当は細い方はアンテナの直径まで絞り込まれていますが、、削るのも難しいし、
穴をあけるのはさらに難しいので、これで目をつむってつかあさい。

M109パラディン自走砲 アンテナ

これを二組作ります。
アドラーズネストから真鍮製のアンテナキャップが出ていますが、4個で735円と結構な値段ですし、
1ミリ程度の小さなものなので、伸ばしランナーで作った方がいいです。
ま、パッと見、それらしく見えるでしょ?
そりゃ精度では負けますが(笑)

M109パラディン自走砲 サイドラックパーツ

サイドラックのパーツにはエッチングパーツが付属しています。

M109パラディン自走砲サイドラック

組むとこんな感じです。

M109パラディン自走砲 ポリタンク

エッチングといえば、水タンクの固定ベルトもエッチングです。
これねえ、バックルにベルトを通しながら接着するってかなり難しいですよ。
ピンセットを持つ指がつりそうになります。

さあ、組み立ても大詰めを迎えました。
何とか完成させたいです。


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プロフィール

bravo-1

Author:bravo-1
60年生まれ。小学生の頃からの
戦車模型ファン。
でも完成品は、年に2~3点。
建築模型の事務所を開業しました。
よろしくお願いします。

建築模型オフィスブラボーワン
http://bravo-1.wix.com/home

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